テーマは猫です。
保護猫に関わらず、すべての猫に言えるおはなしです。
わたしの友達の猫が、つい先日ベランダから脱走してしまいました。
もともと野良出身の子で、保護した時は酷い疥癬の症状でところどころ出血。
痛々しかったのが記憶に新しいです。
当初わたしが保護主になり、里親さんを探す予定でしたが、保護した友達がそのまま飼うことに。
その子が、ちょっと目を離したスキにベランダから脱走してしまったんです。
猫自体は、5,6時間でもどってきました。
でも、体に、薬品が掛けられていました。
洗っても刺激のある臭いがとれず、硫化水素とは違う、でも嗅いだことのある臭いだと言っていました。
数日たって、猫は食欲もあり、元気でしたが病院へ。
火傷に近いのでしょうか。
見た目は治りかけてきていますが、単に表面だけの話ではありません。
劇薬だったら内臓にも害がでてきます。
目や口に入っていたりしたらおおごとです。
飼い主さんは、落ち込み、深く反省。
でも故意に脱走させたりはしません、気をつけている上での事故です。
今回は無事に帰ってきましたが、お外は危険がいっぱいです。
どうしても色々な事情でお外でしか生きられない子もいます。
脱走だって、どれだけ気をつけても誰にでも起こりうることです。
でも、脱走は全力で防止してください。
何度も言います。お外は危険がいっぱいです。
今回は注意を呼びかけたくて、飼い主さんに了解をえてから掲載しています。
うちの子は大丈夫、なんて絶対にありません。
何か起こった時、運が悪かったじゃすみません。
お外自由の飼い猫さんがいるおうちは、できるだけ室内飼育に切り替えてください。
おうちの中じゃ可哀想?
可哀想じゃなくなるように、オモチャやタワーで工夫してください。
半年我慢すれば、室内を受け入れてくれます。
猫さんの安全を護るため、心からのお願いです。