我が家のお正月の食卓おせち料理

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いつもお料理の仕事をしているので、「どんなおせち料理を作りますか？」とご質問頂きましたが
実は、私はおせちりょうりはあまり作らないのです

祖父の命日が1月2日の為、毎年実家に帰省しておるのでおせち料理は実家任せなのです


さて、今年は母もおせちは少しにしたと言っていましたので種類は少ないですが皆で頂きました




紅白なますにタコの酢の物、栗金団に黒豆、松前漬け・・・やはり買った物より美味しいな～




そして、私が31日に築地で買って来た物







少しだけおせち料理の持つ意味をご紹介しますね。これで食べる楽しさが少し増える気がします



【紅白なます】
紅白なますは大根と人参を縁起の良いとされる水引に見立てたもの。

【栗金団】
栗金団の金団は金の団子もしくは金の布団という意味で
転じて金塊や金の小判などに例え られ商売繁盛・金運・財運をもたらす福食。

【黒豆】
黒豆の「まめ」は元来、丈夫・健康を意味する言葉です。
「まめに働く」などの語呂合わせからも、おせち料理には欠かせない料理です。

【松前漬け】
松前漬けの数の子はニシンの卵。
二親(にしん)から多くの子が出るのでめでたいと、古くからおせちに使われています。

【紅白かまぼこ】
蒲鉾は「日の出」を象徴するものとして、元旦の定番です。
紅はめでたさと慶びを、白は神聖を表すようです。

【伊達巻き】
卵を使った料理は子孫繁栄を象徴と思っていましたが、これには諸説あるようです。


伊達・・・つまり洒落て凝った装いや、派手で豪華な装いを好んでする

伊達者から「伊達」を取り、
　巻き卵なので「伊達巻」になったと云う説。





女性のキモノの帯を締める帯に
「伊達巻」という物があり、その形状から
反物を連想させ
衣装に困らない…
　繁盛、繁栄の願いをこめてという説。







巻き物（書物）に似た形状から文化的な繁栄を願っているという説。


子孫繁栄の意味は松前漬けにもあるので文化的繁盛と衣装に困らなという事にして頂きました







おせち料理も食べるだけでなく、意味を理解しながら食べると一層楽しめて良いですね











その他は・・・大人数で食べる為に










牛肉のたたき、手まり寿司等が用意されていました。
そしてお正月とは関係なくリクエストした鶏の唐揚げも用意されていましたよ～



残すは京都西利のお漬け物


という訳で、我が家のお正月の食卓でした






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