マレフィセント2  

大好きなディズニー作品×大好きなアンジー!前作ももちろん観ていて続編である今作を楽しみにしていました。


今作の監督はヨアヒム・ローニング。

本作でのダークフェイvsお城の人達の戦闘シーンを観ていて、戦い方や掛け声が、まるでパイレーツオブカリビアンのクラーケンと戦うシーンを観ているみたいだと思っていたのだけれど。

この方、パイレーツオブカリビアン 最後の海賊の監督さんだった!最後の海賊にクラーケンは出てきていないけれど、シリーズに関わった方ということでその要素が本作にも滲み出ていたのかも?知らんけど。っぽいなぁ〜と思って観ていると、その作品に関わっていた人が観ている作品にも携わっている。私の中での映画あるある。

マレフィセントはじめ妖精達が飛ぶシーンの撮影方法が、まさかの手動でびっくりした。俳優さんを二本の棒みたいなもので挟んで、その後ろでスタッフさんが上下左右に動かしていた。妖精の羽は後からCGで合成して映像が完成する。

こういうシーンが見れるから特典映像の特にメイキングが大好き。本編より特典映像を楽しみにBlu-ray借りてくる。


初見の感想は、とにかく映像が凄く綺麗。これぞディズニーといった感じで、夢と魔法が沢山詰まったような色彩の鮮やかさ。映像美に本当に驚かされました。

さっきはパイレーツオブカリビアンっぽかったと言ったけれど、視覚的な部分では、フィリップ王子の住むお城の雰囲気とか、妖精達の雰囲気がハリーポッターの世界観にも似てると思いました。 #ハリーポッターも大ファン

そして毎回思うのが、とにかく最近の作品はどれもこれもVFXが凄い。VFXの可能性無限大。本作の世界ほとんど全てがCGで作られているからね。最近の作品はほとんどそうだけれど。スタジオに半分だけセットを組んで撮影、もう半分はCGの世界を合成するとか。私がホグワーツ城みたいだと感動したフィリップ王子のお城もそう。リアルとファンタジーの境目が無くなってきていると、今回また改めて思いました。


今作での悪役はダークフェイだと思っていたので、王妃だったのが意外だった。でもこういうおばさんよくいる。プリンセス系ストーリーには絶対いる、マウント取りうざうざおばさん。そう考えると特に意外ではないのかも。

その王妃が妖精に作らせていた赤い粉で、元の姿に戻ってしまった妖精(青い妖精のフリットルとか)はずっとそのままなの?もう妖精の姿には戻れないの?という疑問。答えはどこ見れば書いてありますか。誰か教えて!


前作はお伽話の映画化、今作は全くオリジナルのストーリーとして作られたそうで、主演のアンジーと監督にとって大事だった事は、今日の社会が少しだけ反映されたメッセージを込めること。

具体的に言うと、「もう少しお互いに親切に接しよう」「もう少しお互いを受け入れよう」「未知の相手をそこまで恐れなくて良い」ということ。

共存するということ。人間の多様性を認め合い、肌の色にも人種にも、住んでいる国にも左右されない。人間のみならず、動物とも植物とも、それ以外の生きているもの全てと分かり合う世界。全ての人と全てのものを共有する世界。

出来る世界。

これらのほとんどが、ダークフェイの世界では出来ている。共存し、互いに違いを認め合うことが成り立っている社会の中に彼らは生きている。

たった一つ出来ていなかったこと、それが人間社会との共存。同じように人間も彼らを恐れ、理解する事さえも拒んでいた。

そんな社会と人々の、妖精達の考えや気持ちを変えたのが、オーロラとフィリップ王子の結婚。なんてディズニーらしいアプローチの仕方なのだろうと、観ていてとってもハッピーな気持ちになったし勝手に笑顔にさせられたからディズニーはやっぱり凄い。

オーロラのウェディングドレス凄く綺麗だった!デザインも色味も本当に可愛かった!私が結婚式で着たかったくらい可愛すぎて永遠に見惚れてしまった。


全く同じ考えを持った生き物なんて、絶対に存在しない。一人一人、一つ一つ、違うから面白い。違うからお互いに好きにもなれるし嫌いにもなれる。もしかしたら違うことこそが正しいことなのかもしれない。

だからこそ、自分との違いを受け入れる。認め合う。完全に、ではなくて良い。「もう少し」で十分なのだと思います。そうやって少しずつ、お互いの手と手を取り合い、分かり合う世界を作っていけば良いのです。

そんな世界が映画の中だけではなくて、私達の住むこの世界中にも広がっていけば良いなと願わずにはいられません。


作中で、マレフィセントはフェニックスの子孫だという説明があったのにそれをすっかり忘れてて、マレフィセントがオーロラを守った為に消えてしまったシーン、オーロラと一緒に泣いた。生き返ってくれてそういえば、、、!!!!!ってなった。こういう伏線忘れちゃダメ、絶対。

まぁでも、粉々になったマレフィセントの元で泣くオーロラの涙がフォーカスされた瞬間、生き返るなと思ったけど #ディズニーの見過ぎ

ガマガエルが目覚まし時計な妖精達可愛かった。でも今回の妖精で1番可愛いのはダントツでピント!凄い可愛い!「マレフィセント」以外何て言ってるのか全然分からないけど可愛い!

王妃に針を刺されて眠りについてしまった王様の側にずっといたフィリップ王子の、王様の腕にある針の跡に気付いて欲しかった感。顔しか見てなかったのか?気付けよ。オーロラより先に気付いて欲しかった。

マレフィセント、よく笑うし娘の結婚式で泣いちゃうしウインクするし、嬉しい、楽しい、幸せっていう感情を凄くあらわにしていて、前作とは全く別人みたいだった。凄く良かった。

特典映像のNGシーン集で、フィリップ王子のお城で飼われているネコちゃんがカメラに寄っていっちゃったり、食べ物のあるテーブルから離れなかったりしてた。それでNGになるなら誰も嫌な気分にはならないしなれない。むしろみんなが笑顔になる。実際なっていた。ネコちゃんは可愛いから誰も怒れない。ネコちゃんだから仕方ない。ネコちゃんだから許す。ネコちゃんは絶対。


次は何を観ようかな?観たい作品がありすぎて、どれから観れば良いのか分からない。分からなくなって、コナンの劇場版一作目からゼロの執行人まで22作品、1日1コナンしてました。どれも何回も見てるから犯人知ってるのに、何回見ても面白い!やっぱり良いよなぁ〜!!な毎日を過ごしていました。 #コナンもファン #好きなものありすぎる #おかげで毎日退屈しない