アラジン
実写化された作品を観ました。再現度の高さに驚かされ、ホールニューワールドで感動し、ジャスミンの美しさに心奪われ、、、ジーニーで笑いました。あれはずるい。完璧なジーニーだった。
本作は1992年公開のディズニーアニメーション、アラジンの実写リメイク。アニメーションにはいないキャラクターがいたり、キャラクターの設定やストーリーの背景が異なる部分があったのは、リメイク版として制作されたからか〜と1人で納得。
私がディズニー作品を観るときは本編よりも楽しみにしているメイキングを見て驚いたこと。
アラジン扮するアリー王子のパレードシーンは、なんと全部セットを組んでの撮影！衣装やヘアメイク、小物から背景まで、全てにおいて豪華絢爛で迫力のある撮影風景は圧巻でした。
ジャスミンのお城もセットを組んでの撮影。中でも登場回数の多かったジャスミンのベッドルームは、香水の数や金の鏡、装飾品の全てにおいて拘りを持って作り上げたそう。本編では画面の隅にしか映らなかったり、意識を持って観ないと見逃してしまうような場所にあるものでさえも、手を抜かず作り込む姿勢が素晴らしいと思いました。
アラジンといえば！な、ホールニューワールドを歌い上げる魔法の絨毯のシーンだけで2日間かけて撮影しているのにも驚き。本編ではたった数分なのに、その数分を作るのに何日もかけているという事を知る度に、毎回新鮮に驚いてしまう。作り手の方々の沢山の努力のおかげで、私達は素敵なモノを観て聴いて触れられるのだと、毎回感謝と尊敬の気持ちでいっぱいになります。
それにしても、ジャスミン(ナオミ・スコット)が広瀬アリスに似過ぎている問題。めちゃくちゃ似てない？？？？？？途中からアリスにしか見えなくて困ったｗｗｗｗｗｗ
そんな()ナオミ・スコット、歌がめちゃくちゃ上手くてびっくり。新曲のスピーチレスには鳥肌が止まらなかった。
本作の音楽担当はアラン・メンケン様。今回も素晴らしかったです。全曲なのかジャスミンの曲だけなのか分からないけれど、生オーケストラでの収録だったそうで。やっぱり生オケは良いよね、音の迫力が違う。映画館で聴いたら何倍も感動が大きいんだろうなぁ。オーケストラの真ん中に立って、キャストが一緒に歌って収録してるの初めて見た。シンプルに凄い。
未公開シーンに入っていた「デザート・ムーン」凄く良い…本編カットだなんてもったいない！ジャスミンがお城でアラジンを待っていたのに、結局来なかった夜のシーンで使われていた曲。別々の場所で2人がお互いを想って同じ曲を歌うって、ディズニーのど定番な感じで凄く良いと思うんだけどな〜
水中のセットって初めて見たな、アラジンがジャファーに海に落とされたシーン。俳優さんって結構体張って作品に挑んでいるんだなぁ。としみじみしちゃったｗｗCG等でなんとでも出来る時代だけど、やっぱり水しぶきとか表情とか、リアリティがあって良いからなのかな。
予告とかで薄々気付いてはいたけど、中村倫也のアラジンは最高オブ最高でしたありがとうございました。吹替ばっかり何度も再生してしまいました最高です。
アラジン役のメナ・マスード、初めて見た俳優さんだったけど、なんと私と同い年だった！正直もっと歳上に見えたｗｗ亮ちゃんに似てるって言われてる(本人も言ってたの？)ツイート見かけたけど、、、似てるか、、、、？？似てないと思ったな私は、、
本作の監督はガイ・リッチー。元妻がマドンナって結構びっくりしたｗｗハリウッドのビッグカップルじゃん！ってｗｗ
監督、今はまた違う方とご結婚されたようで。家族が出来て子供の世界が近くなった、家族に観てもらえる映画を作りたいと思った、と。
「ミュージカルや夢のような世界の描写をアラジンで。家族向けの映画を作ろうと思った。」本当にこの言葉通りの作品に仕上がっていたように思います。
One Jump AheadやFriend Like Meのミュージカルっぽさ、ディズニーらしさ、私の好きが詰まりすぎてた。
監督はアクション映画の経験を生かして、物語序盤のアラジンが盗みをして街中を逃げ回るシーンを撮影したというお話も。例えば、スローモーションで撮ったものを通常再生にする、とか。ここら辺の説明が難しくてよく分からなかったんだけど、言いたい事だけは分かった。躍動感が出たりするからこの手法はよく使われるみたい。
監督が求めるものは完璧なリハより新鮮な演技。どんな映像を撮りたいのか役者に伝えるのが上手い、という言葉も。ワンシーンごとのワークショップでは役者が自由に意見が言える環境で、監督の「Please Do」の一言で次々と新しいことが起こる、と。
このシーン少しだけメイキングに入ってたけど、この世界のこと何も知らない私でも、この環境は役者スタッフ関係なく、ここにいる全員がやりやすいだろうな〜と思った。トップに立つ人は現場の雰囲気作りも大事な仕事だな、と。
アラジンもジャスミンもアニメーションから飛び出してきたかのような美しさだったけど、中でもウィルスミスのジーニーが当たり役過ぎたｗｗ観る前はジーニーの実写化はCGかな？って思ってたけど、まさかのウィルスミスｗｗｗｗびっくりしたけど、オリジナルのジーニーに彼の個性が合わさって、彼にしか作れない唯一無二のキャラクターに仕上がっていたと思います。
CGはアブーの方だったｗｗ
アニメにはいなかったジャスミンの侍女ダリアがとても良かったです。彼女の超ツンデレなところ、めちゃくちゃ推せる。そしてなんとジーニーが恋をするお相手！
この設定のおかげで、最後ジーニーが自由になってやりたいことが、「1人で世界旅行」じゃなくて「ダリアと2人で」に変わっていて、とっても良かった！最後アラジンとジャスミンの結婚式にも2人で出席していたのもとっても良い！！
ジャスミンパパはアニメーションみたいな陽気なおじさんじゃなかった。凄くしっかりとした国王だった。ちょっと寂しい。
ジャファーはイケメンすぎる。美化し過ぎでは！？オウム、実写リメイクではあんまり喋らなくなってたの、寂しい。
未公開集が面白すぎて本当にもったいないと思った。けどこうして特典映像で見せて貰えてありがたい、感謝
ジャスミンへの贈り物に持ってきた大砲を飛ばしてみせたら自分の船に大砲の弾が当たったアンダース王子ワロタｗｗ
それから触った物を金にして欲しいという願いをジーニーにしたせいで、自分の手を触ってしまって自分自身が金になった男ｗｗ
キャラクターも街並みもお城も画面の中のもの全て、ワンシーンワンシーンがアニメを思い出させる再現度の高さ。映像のクオリティの高さに終始驚きっぱなしでした。
アニメーションと同じだ〜！と、目をキラキラさせて感動するシーンもあれば、アラジンの家が物で溢れて少し豪華になっているなど、アニメーションと違っている部分を見つけながら観る楽しみも。
ホールニューワールドのシーンは鳥肌が止まりませんでした。素敵過ぎてうっとり、、、
最近ディズニーで実写版制作が流行っているのか、次々と作品予告が流れてきていますが、とりあえず全部観たいと思っています。アラジンもとっても素敵な作品に仕上がっていました。
ジーニーとアラジンが洞窟から出た後の砂漠でのシーンで、ジーニーも人間みたいになれるけれどちょんまげ？の部分だけ残ってるっていうシーンの台詞、英語だとそのちょんまげみたいな部分を「チェリーみたいなもん」って言っているけれど、日本語吹替だと「ショートケーキのいちごみたいなもん」になっているのが面白かったな。