森のくまさんのレストラン

森のきのこのポットクリームシチューパイ

森は木々の間を風が駆け抜けて
とっても涼しかった
白樺の間をユニコーンの白馬がすり抜けていった
一緒に連れてって
そう叫んでも置いてかれた
言語が違うから伝わるはずもないからだ
同じ言語を使っているのに何故伝わらないんだろう


ラズベリーのブラマンジェブラックベリーソース掛けクランベリートッピング
アセロラ食べてもよく味がわからなかった
氷山の氷が入ったミネラルウォーター



常連客の豹が私を慰めてくれた
何度目かの失恋レストラン
何度も失敗して人間でいられそうになくなった時
森の仲間になりたくて訪れる
食べ終わると帰らなきゃだから
食べてる間のほんの数分だけが幸せ

誰も知らない私だけの秘密のレストラン