我が家を建て替えてから二十年余り。その何年か後に今の庭が完成したのだが予想通り木々がめちゃくちゃ高くなりかつ落葉樹が多いのでこれから落ち葉掃除が大変なのだ。木によって落葉の時期が異なるので年内いっぱい毎日落ち葉掃除に追われる。
さておっきくなった木の根っこが相当土中に伸びているようでかなり以前から浄化槽の隙間からひげ根が入り込むようになってしまった。一度浄化槽の周りを掘り返してもらい太い根っこを切ってもらったのだが・・。
当地は隣市との国境に近い市の最南端で公共下水の整備が未だになされておらず各戸が個別に浄化槽を設置している。当然汲み取り便所も残っているようなド田舎だ。
一番背の高い何と言う名前か知らない木に最も近い浄化槽の点検口を覗くと隙間から水面近くまでひげ根が侵入し毎回定期点検の際に切ってもらっている。
浄化槽は地中深くに三槽からなるでかい貯留タンクがありそのそれぞれに筒状の点検口が設けられているのだが貯留タンクとの隙間からひげ根が侵入するのだ。
周囲には腕より太い根っこが取り巻いている。それらを全部切断し除去。
周囲の根っこをきれいに除去し改めて点検用の筒とタンクの隙間がないようにしっかり固定。下のタンクには異常なし!
タンクと点検筒の接合部周囲をコンクリートでガチガチに!
この左側の高木が犯人なのだ。
点検口の周りを含め周辺もしっかりコンクリートで固めてしまう。
余ったコンクリートで先日崩壊したトロッコ軌道の盛り土部を補強。
見違える様に美しくなった。見ていてなかなかしっかりした仕事をしてもらった。ここまで二日間の工事。
数日後型枠を外し完成!! まあ多分これで大丈夫だろう。
ちなみに浄化槽を設置しても定期点検を受けていない家もあるそうだ。また県の水質何とか協会とやらがちゃんと定期点検を受けているのに年に一回点検具合を調査にやって来るのだ。これが曲者で県職OBの天下り先になっているらしく我々がダニの様な連中を養っているようなものだ。公務員にはこのような理不尽なシステムが沢山あるようだなあ・・。














