伊勢線の近況を写真に収めつつそのままにしていたので「近況」ではなくなってしまった。何でも記録に残すべく今になってまとめることにしたのだ。

 

【開業35周年】

 伊勢鉄道は今年3月27日(日)に開業35周年を迎えたそうだ。国鉄伊勢線として開業したのは1973(昭和48)年9月1日。開通当日近くの駅まで旗を振りに行ったが確かキハ35の2両編成だったなあ。そしてその後第三セクター化され伊勢鉄道が誕生した。国鉄線で開業してから今年で49年!! 当時生まれた子供たちがもうオッサン・オバハンになってるんだなあ・・そんだけ自分も年を取ってるわけだけど。

今回特に伊勢鉄道としてのイベントはなかったようだが5月初めまで車両にヘッドマークが掲げられた。

 

 これは伊勢鉄道オリジナルかな・・。

 

 そして・・

 これらは鉄印コンテストで最優秀賞に輝いた子供たちの作品だそうだ。

 

 更に・・

 こんなものも。モータースポーツのまち「鈴鹿」を謳うステッカー。

 そして・・

 同企画に伴うヘッドマークもあったがしっかり撮影してなかった・・。

 

 伊勢鉄道もそれなりに地元に貢献すべくいろいろ取り組みを行ってるようだ。

 

【線路横断道路】

 現在伊勢線を横切る道路が建設中だ・・一箇所は跨線橋でそしてもう一箇所ではアンダーパスで。いずれも三重県を南北に縦断する国道23号線のバイパス工事に伴うものだ。23号線は愛知県と三重県を結ぶ国道で以前から渋滞が激しく既に各所でバイパスが完成しているが鈴鹿市内ではまだ現在鋭意建設中だ。

 

 伊勢鉄道線唯一の踏切から少々鈴鹿駅寄りに跨線橋が架かってる。

 

 上り線側。

 

 下り線側。

 

 線路の両側に道路があるので比較的長い跨線橋だ。右側の2キロくらい先で現国道から分岐するバイバス道路でこの区間を含め跨線橋前後の盛り土部分は目下建設中。伊勢線はそのほとんどが高架か盛り土構造ながらこの辺りは地上区間なのだ。

 

 その2:鈴鹿サーキットいのう―徳田間にアンダークロス道路が建設中。この辺りは盛り土区間で海寄りを走る現国道と内陸部を走るバイパスを東西に結ぶ道路になり鈴鹿サーキットへ行くのが便利になる。

 

 徳田駅の四日市寄りで工事区間が白い柵で囲まれている。

 

 レールが補強された工事区間を徐行しながら名古屋車両区へ向かうキハ25の4両編成とキハ75の2両編成からなる快速みえ鳥羽行きが通過する。

 

 西側の鈴鹿サーキット方面で既に開通しているバイパスと交差する。

 

 工事区間の直前にある徐行運転を示す標識。

 

 西側(写真上)と東側(写真下)の盛り土を潜る工事部。最終的に路盤の下と両側はコンクリートで固められるのだろう。

 

 東側は水田地帯でその先3キロくらいで現国道と交差する。

 

【おまけ】 

 ところで・・

 快速みえ16号名古屋行きが工事個所を通過・・

 その約10分後に・・

 特急南紀6号名古屋行きが・・。これはひょっとすると・・

 おおおお! やっぱり!!

 工事区間でのすれ違い!! 快速みえ16号とほぼ同時刻に鈴鹿駅を発着する快速みえ13号は定刻であれば特急南紀6号と手前の中瀬古駅ですれ違うのだが快速が1~2分遅れていたのでこうなるだろうと予想していたのだ。

 

 朝8時台後半にはダイヤ上では上下特急南紀がこの区間のサーキット駅寄りですれ違うのだが110キロで走行する列車のどちらかが10~20秒遅れればもうシャッターチャンスはない。今までサーキット駅で3回チャレンジしたが失敗!