名松線沿線は何度もツーリングし駅や列車の撮影をしたけれど家城駅での列車交換シーンは撮影してなかった。これはいかん! 早速9月10日(金)パシャリをしに現地へ行ったのだ。
我が家から家城駅までバイクで下道一時間。名松線ダイヤはおおよそ2時間に一本と言う激暇ダイヤだから事前に交換列車時刻を調べてからの出発だ。
名松線で唯一の交換駅「家城」。まあ正直しょぼい小屋みたいな駅舎だ。
駅前進入道路。駅舎側には家城の町並みが広がっている。
列車運行の為に?駅員さんが常駐し出札窓口も開いてる立派な駅なのだ。奥に居た駅員さんに「撮らせて下さい!」と一声かけ構内へ。
階段を上がり一段高いホームへ! 上下ホーム間には構内踏切があり列車の到着・出発時には駅員さんがロープで踏切を遮断するのだ。
ホーム上の待合所は上り線側(松阪方面)だけにある。ホームは意外に長いが現在はキハ11の1~2両運行のみだ。駅舎側には家々が広がっているがホーム側は何とものどかな田園風景だ。
駅員さんが上りホームにやって来て13:40着松阪行き列車をお出迎え。
今では珍しいタブレットを受け取る。
対向する下り伊勢奥津行き列車をしばし待つ。
今度は駅員さんは13:46着の下り列車をお出迎え。そして運転士からタブレットを受け取る。
静かだった駅構内に上下列車が停車しキハ11のエンジン音が響く。
驚いたのは平日にもかかわらず上下列車からそれぞれ数名の乗客がホームに降り立ちカメラを構えてパシャリパシャリ!
そして・・
駅舎からタブレットを持った駅員さんが再び現れ運転士に手渡すと13:53出発だ。
13分間の停車後松阪へ。尚出発信号機が青でも最終的に駅員さんの出発合図で発車する。
上り松阪行きが発車してから6分後(到着してから13分後)タブレットを受け取った下り列車は駅員さんの振る旗を合図に伊勢奥津へ向けて出発。
これで名松線の一連の交換風景を記録出来ましたよ。昔の国鉄地方路線の光景がこの令和の時代にもここには残ってる。しかし一度も名松線列車に乗ったことないなあ・・。