開業後3年を経過した我が家のトロッコ軌道に本格的(??)駅が新設されました。今まで物の積み下ろし場として路面軌道風基地の他に2箇所に砂利を盛っただけの停留場(??)らしきものはありました。今回はその内の一箇所に土盛りによるホームを作ったんですよ。

 

 砂利を撤去しあちこちに使わずに放置されてたブロックやレンガもどき板をかき集めてのホーム建設工事開始!

 

 こんな風になればいい。いつでもぶっ壊せるようにブロックはそのまま置いただけ。しかしそのままでは土や砂利を盛ったらブロックがズレちゃうから・・。

 

 まずは軌道側ではブロックと枕木の間に板をはめ込みます。

 

 そして・・

 これまた今まで剪定して置いてあった木の枝を杭としてブロックの穴に打ち込みます。

 

 更に軌道とは反対側にはブロックに接して杭を打ち込みます。これでブロックはしっかり固定!

 

 そして・・

 ブロック囲いの中には土を盛ります。いつも土砂や砂利・砕石を買う市内の砂利販売店で建設残土をゲット。建設残土は地盤を削ったり山を崩したりした時に出る石ころや木の根っこが含まれた土で建設業者がいつも捨て場所に困るもの。それが販売店の敷地に山積みされており「ええっ!!」という値段で購入出来るんです。残土は路盤材や嵩増しの基礎に使えます。今回は量も少なく店に居るいつものお兄ちゃんが「勝手に袋に詰めてタダで持って行って!」と。おおよその容量を概算し結局ラグビーのフォワード選手の様なお兄ちゃんが6袋に詰め込んでくれました。「袋もタダでいいわ!」と。

 

 沈み込むのを考慮した残土の概算量はぴったし!! ホームへの上り下りは傾斜にしよう!

 

 除去した砂利をその上に重ねブロックの穴の中にも充填!

 

 ホームの軌道側にはレンガもどき板を張り付けこんな風に仕上がる予定。

 

 さすがにホームの上板はちゃんと固定しないといけないのでこれまた余って保管してあったセメントを使いますよ。

 

 最終仕上げにホーム上面と基礎周りにこれまた余って置いてあった小砂利を撒いて完成! 言うまでもなくこの軌道にふさわしいホームにはいずれ雑草が生え周囲が崩れるのを計算済みであります。

 

 さて完成した新駅のホームを眺めて悦に入りましょう(笑)。

 うぅ~ん・・素晴らしい!! ところで駅舎は? そんなもんありませんよ! じゃあ駅名は? ずばり「駅」!

 

 今回の材料費はゼロ! 人件費ゼロ!

 

 ところでたいぶ前から毎日のように我が家の上空を何度も自衛隊ヘリが飛ぶんです・・1機~2機と。しかも今日は近くの田んぼの上でホバリング。まさか我が家の軌道を偵察中か?

 とにかくヤカマシイ!!!! 打ち落としたくなる! 空港のある町や米軍基地のある沖縄に住む方々は毎日ほんとうにかなわんでしょうねえ。