我がトロッコ軌道の本線が開通して早くも8年が経過した。雨風に曝されそれなりにあちこち具合の悪い箇所が!
先日雨上がりの日軌道終端部に足を踏み入れた途端ガサっと土留めが崩れたのだ。また随分前から踏切の渡り板が腐り凹んだり穴が開いたりしている。土留めの修理は少々難儀だが踏切の渡り板は何とか出来そうなので改修工事に着手したのだ。
小砂利を積み上げて造った線路の終端部は厚い板材と支柱で土留めが施されていたのだがそもそも土留めは2x4の板材でいずれは腐ってしまうだろうと予想していたしまた支柱は廃プラスチックのリサイクル製品である枕木を切断しその基部をセメントで固めただけである。コンクリート面に新たにセメントを盛ってもくっ付かないことも承知していたのだが何とか8年も耐えてくれたのだ。これをどう修復しようかなあ・・。
そして踏切は・・
渡り板がブカブカで穴も開いてしまった。さすがにこれ以上放置出来ない。まあ踏切前後の歩道も両側にコンクリート枠を造り小砂利と固まる土で造ったのだが枠は外れあちこち崩壊してしまってる。この枠も既に舗装された舗道の上に造ったものだからごっそりそのまま外れてしまってたのだ。
さて必要な資材を買ってきましたよ。
大きなバールでボロボロになった渡り板を引っ剥がした。さすがに廃プラリサイクル製の枕木は腐りませんねえ。
外れたコンクリート製の歩道枠を再利用。
8年前線路の道床造りに使った採石が庭の隅っこに保管されていたのでそれを基礎としてレール間にまいたのだ。こういう砂利運びも大した量ではないのになかなかの重労働ですなあ。
そして敷石を設置するため購入した路盤材を敷き詰め上からしっかり踏み固めました。
おおお・・なかなかの出来栄えじゃない? もうちょっと幅広があるといいんだけどいいサイズのものがないのだ。敷石と言っても多角形のレンガ?を互いに繋げたものでそれを連続して置くだけ。隙間には路盤材の袋に残っている細粒状~粉状の採石を詰めた。
いやあ~我ながらよく出来ましたよ。こんな作業でも業者に頼めば2~3万円は取られちゃうから。
今回草刈りや木の枝剪定もしたかったので元職場の青年に声掛けしてたんだけど何と当日彼は発熱しダウン! 頼りにしてたのにがっかりですよ。仕方なく今回は二日がかりで一人で踏切改修工事を行った次第。20キロの路盤材を持ち上げる時には腰が逝ってしまいそうになりましたよ。石や砂は見かけ以上に重いなあ・・。そしていざ一袋まいてみるとなんかめちゃくちゃ少ないなあ・・。まあ高級な砂利以外は一袋300~400円代と安いのがいいけど。
次は線路終端部の盛り土崩壊部分をどう補修するかだなあ・・。でもこういう作業は楽しいネww。