新人ちゃん

こんばんは～

今日は一緒に仕事をしている新人ちゃんのお話

彼女はとっても真面目で頑張りやさん。

会社では営業とその報告業務が主な仕事ですが、営業が主なはずなのに報告業務に追われていて営業活動の時間が足りなくなるくらいです。

そして評価は売上はもちろんですが、報告業務をもとに行動評価をされまして、ボーナス額に影響するといった感じです。

なので、報告業務も怠れないのですが多少営業がうまくいってなくても報告業務を完璧にやっておけば評価も良いといった感じです。

まぁ、良いのか悪いのか

本人の頑張りに関係ない売上の要因もあるので行動評価をしてもらわないと困るんですがね

ただ困ったことに報告業務が完璧だとけっこう評価されるので、みんなうまいことやって、報告と営業実態に解離が生まれてるんですよね。
現場をわかっていない人が評価するので、現場サイドには営業の弊害となるきちんとした理由があっても言い訳にしかとられないことが多い
だから、みんなある程度ごまかすんです。

暗黙のルールみたいになってます
ひどいチームでは上司がごまかしの指示を出してたり…。

だから、真面目に正直に報告業務を行ったものが損をするという感じ

そこで今、一緒に仕事をしている新人ちゃん…

せっかく頑張っているのにすべて正直に報告するもんだから、厳しい追及にあっているようで今日もいっぱい×２になり泣いていました

変な話…
少しのズル賢さもないとうまくやってけないと思うんですよ。
頑張りやなので応援したいし、損して欲しくないけど、先輩の私が『ちょっとくらいズルしちゃいなよ』なんて言えないし、まぁ、やんわりと要領よくやりなよと色々アドバイスするのですが、
とても真面目で『自分は新人なので誤魔化したりせずにありのままを報告します』なんて言うもんだから…
結局、厳しい追及にあって泣くという…

どうしたら良いもんでしょ～

言ってること正しいのは彼女なんです

新人ちゃんの中でも良くも悪くもその辺の飲み込みが早い子は、うまくやってのけてる。

一番いけないのは、こういう会社の体質なんですけどね

私が新人の頃、上司の言ってることに納得できなくて刃向かったことがありますが、その時に親に社会人になると正しくないようなことでも、属した組織が正しいと言ってることに合わせて柔軟になることも必要！と言われました。そうでないと損をすることもあるよ…と。

その時に、青色を赤色だと言い張ってまで柔軟にならないと社会では生きていけないのならば私は大人になんてなりたくないと思いました

ところがいつの間にか10年の間にそうではなくなったんですよね。

新人ちゃんと接して思い出しました。
一緒にいて気付かされることも多いです

今のその純粋な気持ちも失わずに、でもせっかく頑張っているのだから良い評価がとれるように、やっぱりうまいことやって欲しいと願う、ブラックに染まりつつある先輩なのでした

でも、ホント気付けば今年の新人さんと干支が一緒なんですよ～
自分が就職したときは彼らはまだ中学生。
さすがにジェネレーションギャップを感じまくりです(笑)