コロナ禍による巣ごもりでインターネット通信の利用率は
うなぎ上りに増えています。
今後も通信量はどんどん増えていくのは明白になっていて、
スマホの5Gとその先にある6Gへの変革にともなっても
更なる通信量の増大が確実視されています。

そんな中で国が支援する形で光通信の速度を100倍に増やすべく、
半導体技術の研究開発に乗り出すことが分かりました。
従来の100倍となると毎秒1テラビットの通信量で、
かつ消費電力は10分の1を目指しているようです。

これは光回線そのものを早くするのではなく、同時に送れる量を
増やすことで速度を向上させることが重要なようです。
携帯電話の5Gについては中国に先を越された事実がありますので、
次の世代である6Gでは遅れをとることは許されません。

ただ予算額としては単年度で20億円と非常に少ないと言わざるを得ません。
これが強化して2倍だというのだから、現状は10億円ということになります。
無駄な事に税金を投入するぐらいなら、こういうところにもっともっと
投資すべきではないでしょうか。

通信速度を100倍にするという話なのに、予算はたったの2倍では
本当に実現できるのか疑わしいものです。
予算の桁が1桁、ないし2桁は少ないのではないでしょうか。
日本が圧倒的な技術力を取り戻すためには、もはや民間だけの力では
どうにもならないところまで来てる!ってことを理解すべきでしょう。