日本は昔からゲーム人口の多い国ですが、
eスポーツに関しての理解は未だに進んでいません。
その理由は主に以下が挙げられます。

・ゲームは遊びという意識は強い
・遊びでお金を稼ぐなんておかしい
・プロゲーマーって結局遊びの延長

このように日本ではゲーム = 遊びという考えかたが、
根強くあるために、eスポーツも遊びの延長と
捉えられてしまうようです。

確かにゲームそのものは遊びで間違いないのですが、
eスポーツは遊びとは全く違います。
ゲームを競技の1つとして考え、
そのゲームで勝利するためにはどうすればいいのかを
徹底的に追及します。

走るのが早い人は、より早く走るための努力をします。
ゲームが得意な人は、より強くなるための努力をします。

これやっていることが違うだけで、目指しているところは
同じだと思いませんか?

所詮ゲームでしょ?と言うかもしれません。
されどゲームです、スポンサーがついて大会が行われ、
賞金が出るとなれば立派な競技となります。

ゴルフが上手な人がプロになる。
人によってはゴルフは趣味だという人もいますが、
その延長としてプロゴルファーが存在しているのです。
これとeスポーツの何が違うのでしょうか。

もともとゲームは遊びとして作られたものだから、
という意識が日本人には強すぎるんだと思います。
ゲームばっかりしてたら大人になったときに後悔するよ!
という親の言葉も説得力を失う日が来るでしょう。

趣味、遊びの範疇と、プロという範疇が存在している、
という意味においてゲームは認められて当然でしょう。
日本人の中にある根強い負のイメージは、早期に
払拭されるべきだと言えます。