クラウドファンディングとは何らかのプロジェクトを開始するに当たり、インターネット上で出資者を募って資金を集める手法のことで、ここ数年で急速に広がりを見せています。

 

対象となるプロジェクトは様々ありますが、出資するかどうかは個人で判断することになります。出資することで、何らかの見返りを得られるわけですが1口あたりは少額で、数千円~数十万円まで幅広く設定されています。

 

問題はインターネット上での資金集めという点です。クラウドファンディングを主催している母体がどのような存在なのか、出資した資金をどのような形で使用するかなどを公開する必要があります。

 

それらを見て個人で出資するかどうかを判断することになりますが、予定している用途とは違う形で集めた資金が使われるなど、詐欺的な側面が100%防げるわけではありません。

 

お金を集めるだけ集めて、逃げてしまうということも考えられますから、クラウドファンディングに出資するかどうかは細心の注意を払うべきでしょう。中には有名人が出資を募るケースもありますが、有名人だからといって中身が正しいとは限りません。

 

一人当たりは少額でも千人、万人からの出資ともなれば相当な金額になるので、詐欺に使われる可能性が高いのです。
少額だから騙されても別に痛くないかな、という考えは非常にリスクが高いです。個人情報を提供していることにもなりますので、悪用される可能性を考えれば少額であっても負うべきリスクはかなり高いと言えるでしょう。