世界ではプロゲーマーという存在が普通になっていますが、日本ではまだまだプロゲーマーは浸透していませんし数はかなり少なくなっています。というのも、日本ではゲーム=遊びという感覚が抜けきっていないためで、まさにグローバルな視点からみれば遅れていると言えます。

 

そんな日本ですが、ようやく日の丸を背負うプロゲーマーが登場しそうです。2018年8月~9月にインドネシアで行われる大会で、ゲーム対戦競技のeスポーツが公開競技に採用されたためです。

 

eスポーツについては今でも日本ではその認識が低いのですが、その対象ゲームに日本のメーカーであるコナミが開発した「ウイニングイレブン2018」が採用されました。ウイニングイレブンは日本人プレーヤーが多数存在していて、その層は世界的に見てもかなり厚いと言えます。

 

これは日本人のプロゲーマーにとっては非常に追い風となるわけで、国際大会で日本人プレーヤーがいい成績を残せば国内の見方も変わりそうです。ウイニングイレブン以外で対象になったゲームは、「リーグ・オブ・レジェンド」「アリーナ・オブ・ヴァラー」「スタークラフト2」「ハースストーン」「クラッシュ・ロワイヤル」となっており、これらは日本では馴染みが薄いゲームです。

 

そのため、日本人が活躍するならウイニングイレブンしかないとも言えます。ゲーム=不健全というイメージは間違っているということを、この大会で活躍する日本人を見て変えて認識してほしいと思います。