世界のOZAWAが亡くなりましたね。お悔やみ申し上げます。
個人的にはマーラーの音楽についての解釈を小澤氏から、もう少し聞きたかったやふに思います。
近年はチ〇イ〇フスキーを指揮しているやふな所がメディアでよく取り上げられていたけれど、砂糖菓子を喰ってるやふな、云わばシュガーコーティングされた〇ャイコ〇スキーの音楽なんぞあんまり聴きたくはないので「アレ」だったけれども・・・
かなり前に氏の著作である「僕の音楽武者修行」も読んだこともあります。
たびたび故障するスクーターを自分で直しながら、ヨーロッパを廻ったといふエピソードには驚かされました(陰謀論研究家の僕としては「本当かな?」と思うようなところも正直ありましたが・・・)
そして帰国後、某国営放送主宰の交響楽団といざこざがあり、アメリカに渡って指揮者のバーンスタイン氏に師事をされますね。
その時にバーンスタイン氏が語ったとされる「ラベルやドビュッシーの音楽はもう古い。これからはマーラーだ」みたいな言葉は今だに気になっている所です。
マーラーの音楽ってのは(曲にもよりますが)、いろいろなモチーフが次々と出現して、どう捉えていいか難しい所がありますね。
著作にはマーラーを指揮する上でのバーンスタイン氏のアドヴァイスが「その時に起きていることを、その時々に集中してやれ」というようなニュアンスでたしか書かれていたと記憶していますが、よくわからないながらも同時に妙に納得してしまう部分もあります。