夕刻雨戸を閉める寸前に豆まきするのが我が家のならわし
大きな声で鬼は~外っ!と叫んだらパラッと少し豆まいて(勿体無いから)、
大急ぎで戸を閉める鬼が入ってきちゃうからね
でも今ふと思ったんだけど、
あれじゃぁ、よっぽど身のこなしの素早い福の神じゃないと、
今までうちに入れなかったろうな~
2月生まれの長男は、ほぼ1歳の初めての豆まきのとき、
今までいけないとされていたことがやれて嬉しかったのか、
翌日菓子皿からエビセンをつかんで部屋にまき得意気な顔してたっけな~
私は呆然…
そんな息子たちは私が大声で叫んで豆をまき、
慌てて戸を閉めてると、いつしか、
「恥ずかしい」と言うように相成りましたよ
子の成長は、寂しい
今はその貴重な夕暮れどき、家に居もしませんからね
いいさいいさ、今年も母が鬼を追っ払ってやったよ~ん
*今日の本
「昏い季節」 チェルシー・ケイン