サンフランシスコ国際空港。
初めてココに来てから、もうかれこれ17年ぐらい経ちます。
初めて来たその日、僕は米国本土初上陸を体験したんですが、
なぜだか全く記憶にないです。
そんなに US に来たくなかったんでしょうかね。
でも入国管理フロアの、あのなんか重くて暗いイメージはそれとなく心に残ってます。
それが原因だと思うんですが、未だ僕はこの空港が好きにはなれません。
今までこの空港で、いろんなことをやらかしました。
当然第一位は、「乗り遅れ」です。
多分、20回ぐらいは軽くやってると思います。
もちろん、そのうちの半分以上は僕が遅れたんじゃなくて、
パイロットというか飛行機の到着が遅れ、僕が乗り継ぎの便に乗り遅れるんです。
当然ながら、僕が完全にアホで乗り遅れる事も多々やっています。
わりと何度かあるのが、搭乗まで30分前になってからの昼寝。
一人旅の人、これは危険なので絶対やめたほうがいいです。
目覚めると、自分が飛び立つはずのゲートには全く別の行き先の表示が、、、
ってことになってますからね。
昔はこの表示見てドキッとしてたんですが、
今じゃ「あーあ、また寝ちゃった」 とか、
「疲れてるんだなぁー、しょうがないよ」
と自分に話しかけながらレストランへ移動して、
“名物”クラムチャウダーを食べながら、次のフライトまでの時間を潰します。
シスコの空港で寝過ごしたら、クラムチャウダー食べて下さい。
寝過ごさなくても、メール(仕事!!!)してたり、
映画見てたりしてやらかしたこともあります。
iPod聞いてる事が多く、アナウンスも聞こえてないですしね。
前に「24」見てたんですけど、あまりにもジャックがやばかったので、
もうあきらめて次の便選びました。 シーズン3とかだったかな、、、。
そんなどうしょうもないことばかりやってるだけではないです、という話を。
それは、困ってる人に自分のチケットを譲るというのがあります。
日程に余裕があったり、ちょっと遊び心がある人にちょっとだけ薦めます。
困ってる人と言っても、一番困ってるのはオーバーブッキングした航空会社で
空港で待機しててもいい“ボランティアを求めます”というアナウンスが流れます。
それに手を挙げると、食事やドリンク、ホテル等、シチュエーションに合わせて
次の便までのホスピタリティーを航空会社が用意してくれます。
希望する時は、アナウンス後にその搭乗ゲートのカウンターへ行き、
今のアナウンスのボランティアになってもいいと申し出ます。
そうすると、次のフライトの席を確保、もしくはいくつかあるフライトに対して
スタンバイにしてくれます。
当日フライトがない場合はそのまま用意されたホテルへと移動。
ただこれは、ホントに時間に余裕のある人だけにしたほうがいいですよ!
でその結果、無事飛行機に乗れる人がいるので人助けにはなっています。
それでまぁ日程的にも余裕があったのでその時席を譲ったんですが、
たまたま相手が大家族で、用事でどうしても全員でそのフライトに乗りたいと。
最初はボランティア求むのアナウンスが、僕が席を譲った後で
「この家族のためにどなかた協力をお願いします」というアナウンスに変わり、
そして家族の最後の一人の座席が確保出来た時にはもう大拍手。
その最後の席をゆずってくれたのが、また人の良さそうな老夫婦だったので。
なんか短いハッピーエンドの映画のような光景なんですが、
旅にそういうハプニングがあるのもちょっといいかなと。
空港のような近代的な場所でも、一人旅で人懐かしい触れ合いがあります。
あんなことも、こんなこともと。
色々考えながら、iPhoto整理しています。
今度スライドショーでもしてみよう。
HFさんのPCにも相当いいのが入っているはず、、、。