美しいもの、みにくいもの | アッキーの雑談ブログ



皆様こんにちは


中学受験の季節ですね。

私は有名中学を受験した経験があります。今思えばあれが私の人生の頂点です。


私が受験した中学の試験には作文がありました。タイトルを与えられて、800字で書けと。タイトルはその場で初めて見るのです。


私は初めての受験でガチガチに緊張してました。作文、算数、国語、社会、集団面接、個人面接と1日がかりで試験は行われます。


作文は1時間目で。与えられたタイトルは「美しいもの、みにくいもの」でした。


そのとき書いた作文は今手元に無いのですが、力作でした。作文の配点が高いことは事前に知らされて居たので、私は、もらったな、とさえ思いました。


私が書いた文章は、

「表面的に美しいだけでは本当の美しいとは言えない」

「誰も見て居ないのに花瓶の水を変えるような行動が美しい」

「他人が見て居ないからと言ってゴミを行動に捨てる行為はみにくい」


というようなことを書いたのを覚えています。笑


話は少しそれるけど、私は美しいものが好きです。中学受験をしたあの頃、受験を忘れて素直に気持ちを書いた

ときと今も少しも変わっていなくて


生命力があふれる花や動物や子供。

沖縄の海いる熱帯魚。山にいるミヤマカラスアゲハ。

都心にいる一生懸命に働いてる人とか。


美しさはいろいろありますけれど、私が最近特に美しいと思うのは強さですね。プライドとか信念とか意志のようなものです。


私は小学生サッカーのスタッフをしていますが、彼らは試合で劣勢のときに、強さや絶対勝つという意志をあらわします。最後まであきらめないで攻めている姿を見ると感動します。


子供からは教えられることばかりで、私も頑張ろうと思い直したりするのです。子供に堂々と「やり切れ」と言える大人になりたいです。


ちなみに、私は集団面接の練習をしていなかったので、集団面接のとき、ガチガチに緊張して、好きな本は何ですかという面接官の問いに堂々と「りぼんとなかよしです」と答えて、

面接官と他の受験生の失笑を買いました。他の受験生たちは、やれ宮沢賢治だの、若草物語だのと自信満々で言っている中で。


作文の出来を帳消しにするかとひやひやしていました。あの頃から私は天然だったかもしれません。