自分のどんズバの望みを叶えた
プロ集団の中に入って
一緒に演奏する。。。
ついていけない
下手すぎる
惨めすぎる
その他、自分のプライドの高さからくる
人間関係のこじれ
これが原因で、昨年は
半年続けていたバンドを出たり入ったり
そんな子供じみた行動も恥ずかしくて
ずっと引きこもっていた
ミュージシャンたちが
まる素人の私に
「一緒にやろうよ!」と
歓迎してくれる環境があること
どれだけ幸せなことなのか
感じきれていなかった
バラフォンの師匠のバンドに
子供の頃から演奏している彼の兄弟2人
30年以上の経歴の韓国人ベテランベーシスト
その弟子の、音楽を専攻した
ドラムとギター、韓国の青年が2人
そして音楽歴なしの
バラフォン習って3年のわたし

最初は、ただただ
太陽みたいにバカがつくほど明るい
アフリカ3兄弟と演奏するのが
心の底から楽しくて幸せだった
その後、韓国人メンバーが入ってきて
一緒にバンドをやることになった
素人の私を下に見ることをせず
むしろ学んだ知識がない
まっさらな状態の私を羨ましがってもくれた
音楽を何十年やった彼らも
アフリカのリズムは全く未知の世界で
今まで学んだ知識が邪魔をするそうだ
韓国人メンバーは
練習中もげっそりしている
師匠の指示がまったくわからずぽかんとしている
それでもやりたい! という人が集まった。
私は3年、師匠の曲をバラフォンで習っていたので
その蓄えで、ぎりぎり彼らについていく
それでも、初めてやる曲は胃が痛くなる
その場で伴奏の見本を弾いてもらって
「こうやって弾いて!」と言われる
すぐにその通りに弾けず、
ついていけないと
「じゃあ、こうやって弾いてみて」
と少しずつ簡単な見本になっていく
だんだん呆れ顔になっていく師匠、、、
だんだん固まっていく私、、、
冷や汗....
めちゃ簡単になっても弾けない場合があって
もうその練習の時間はアウトなのだ
私は小さくなって練習時間が過ぎるのを待つ....
他の楽器も師匠の指示待ちなのである
私にだけ時間を割いていられない。
ここまで苦労してもやりたいのは
この難しいリズムを理解できた時
みんなで合わせられた時の
達成感と快感
それをみんなで共感できる幸せ
それを聴いて歓喜してくれる人たちの歓声
みんなそれがやめられないのだ
ほぼ半年ぶりの練習
みんないつも通り迎えてくれた
「今度はいつ抜けるの~?」なんて
冗談も言ってくれる
男子校ってこんな感じだろうか
ああ、こんなんだったっけ
顔真っ赤にして眉間にしわ寄せて
みんなで必死についていくこの感じが
懐かしくて嬉しくて。
どんズバの望みを叶えた私は、
もうぐるぐる頭を無駄なことに使わなくなった
外に意識が行かなくなった
子供たちが冬休みに入った途端
めちゃめちゃ忙しくなった
朝ごはんを食べさせ
なんとか家事を片づけて
昼ごはんを作っておいて仕事に行く
声優のお仕事ではないけど
声優さんの発音チェック
とても勉強になる上、お金まで頂ける
仕事の合間に子供に電話し
習い事のテコンドーに行くよう指示
もう小学生なので
いろいろ準備をしておけば兄弟2人でできる
帰ってきたら夕食に残りの家事
伸びっぱなしだった次男の髪を切り
風呂に入れ、寝かしつけ、洗濯物をたたみ
はああああ....
お風呂に入って、やっと一息
とにかく目の前のことを
精一杯やって過ごす1日
しばらく今日まで家族に集中してきた分だけ
今は自分のことにも集中できるようになったことが
腹の底から嬉しい。
今週はだいぶ忙しいけど
こうして1日を振り返る時間は
取れるような余裕は
持っていたいな
明日はまた雪になりそうだ
今日はまた寒くなったので
オデンタン(魚の練り物鍋)にした
ああ、明日のお昼のお弁当は
何にしようかな🤣🤣🤣