明洞に行った
髪の色を思った以上に明るくしてもらって
少し落ち着かないが、すぐ慣れるかな。。。
やけに眉毛が黒く見える。
ライトブラウンのマスカラを使うと
いいですよ~~とHIROさんが教えてくれた。
一人で街中に来たけれど
以前のように
何食べよっかな♥
何見ようかな♥
という浮足立った気持ちにならない
たいして美味しくもない外食に高額を払うなら
家に帰って、鍋の水に昆布を浸しておいて
キノコや葱を入れて
生姜を擦って卵落として
あったかいお雑炊でも作って食べたほうが
よっぽどご馳走だと感じてしまう
でも家まで1時間半。。。
何か温かいものが食べたくて
明洞餃子の近くを通ると長蛇の列
仕方ないので路地裏の定食屋さんへ。
カルビタンを注文し
甘いスープをすする。
あまり新鮮そうにみえないおかずたち。
いかの塩辛は美味しかった。
食べ終えて支払いを済ませると
会食をしていた団体客の一人が
触っていた携帯から突然顔をあげて
「イソンギュンが自殺したって。。。」
と大きい声を上げた。
ああ、誰かまた一人命を断った
それもイソンギュン
大好きだった俳優さんの一人だ。
「マイ·ディア·ミスター（私のおじさん）」は
何度も何度も何度も泣きながら見た
今でもどこからか主題歌が聴こえると泣きそうになる
彼が出演してる映画やドラマは
素直に見たいなあと今でも思う
ネトフリで「잠(眠り)」を
見たばかりだった。
いい人が似合いすぎる人。
麻薬の容疑やら
高級風俗店に出入りしていたとか
最近彼の周りが騒がしかった
それが本当でも本当じゃなくても
「麻薬の容疑」
「風俗に行った行ってない」
で、自殺まで追い込まれるケースって
日本にあるのかな？
日本のお笑い番組を見てると
芸人さんは風俗に行った行かないを
普通にネタにしているし
韓国では芸人でもありえないネタ
もちろん日本でも麻薬で逮捕されたり
使い続けて破滅の道を辿ってしまったり
芸能界を干されたりするんだろうけど
それが世間にバレたから
汚名を着せられたから
それで死ぬことを選んじゃうんだろうか
家族もいるのに
ダメ、ダメ、ダメが多すぎる
儒教でクリーンすぎるがゆえに
精神的に不健康になってしまう韓国社会
風通しの悪さが気になって仕方なかった
芸能人の自殺も一般人の自殺も多すぎる
人間なんてズルいしバカだし
まあまあ汚いし
そんなもんだよなって
そろそろみんなわかってきてるはずなのに。
それを隠そうとすればするほど
どこかで悪いことしたくなるもんだ
自分が自分のままで生きられるような
世界を創るには。
まず自分が自分のままであること。
家族が家族のままであること。
いちばん小さな単位の社会、
「おうち」の中での一歩。
私が私として、夫が夫のままで
子供が子どもたちのままで
日々過ごせるよう
お互いを認め合えるよう
向き合って訓練していくしかないよな
そんなことを思いながら
おうちに向かう地下鉄の中。
さて、おうちに帰ったら
子供たちと山積みの家事が待っている