
子供の頃から母がよく花を生けていました
とても幼い頃は
母の生け花のお稽古に着いていって
同じ花から全然印象の違う生け花が出来上がるのが
不思議でなりませんでした
幼心に
これは好き、これは好きじゃないと
密かに決めていました
母は
“お母さんは花を生けている時間が好き”
と、時を忘れ
自分の気に入る形まで
無心に生け込むのが愉しくてならないとよく話していました

私は生け花は母から教わったのみでした
が、母が居なくなってからは
失敗してもいいから
とにかく自分の好きなように生けてみよう
と花を求めています
世帯主さんは、気に入らないときは
私の見ていない時に直しているようです
生花はいいですね。