ズルいよね | Akkoの保健室♪

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現在健康管理センターでお仕事をしています.

世帯主さんと2人暮らしをはじめて14年目に入りました.
ひみつのAkko♪の目で見た日常を つらつら綴っていきます♪





いつだったか

帰るコールをする意味がわからなくなったとあなたは言った

帰るコールは頼んだものじゃなかった記憶だけど

それからしばらくは

いったい何時に帰ってくるのかわからないまま夕飯の支度をしていた

いわゆる、ずっとスタンバイの状態



しんどいのが嫌だったのでルールを決めた

この時刻を過ぎたら、ひとりで始めると(笑)

そうは言っても、結局

あなたが帰ると私は熱々の料理を作るのだった



私が遅くなる日がしばしばあった

私は帰るコールをした

が、帰ると何故かあなたはいなかった

そういうときは必ずいなかった

買い物をして帰ってもあなたはいなかった

私が帰ったあとに帰ってくるのだった



ふと、疑問に感じ聞いてみた



“だって、暗い家に帰って、君が帰ってくるのを待つのが嫌だから”



って、、、

と言うわけで

いつも私が先に帰宅することになるのだった



これって、ズルくない?







しかし、今まで

もうどれ程待ってきたか

決して待つことは慣れた訳じゃなくて

待つと言う時間を

自分の為だけの時間が確保できたと考えるようになって

とても楽になった訳だけども




そう言えば、私はいつも自分の身支度をするときには

あなたを待たせている

若かりし頃、旅先で食事の度に着替えを楽しんでいた私を見て

“1日中、着替えてばっかり、”

と言ったことがあったね

私はちょっと(ちょっとだけ?と言うのは無しにして)反省して

少しは身支度に時間をかけないようにしたけど、

ある日あなたが

“フランス人は1日に何度も着替えをする”

みたいな本を手にして

“君はフランスとかパリとか、そういう言葉が好きでしょう”

と言ったときには思わず小さく吹き出した



そう、そう

待たされるのが嫌な話だった


でもきっと彼も

理解しがたい行動を何とか自分を納得させるためにそんな本を見つけたきたのではないか

と、私は前向きにとらえるのだった







このような思考の傾向は

人生を少しは楽に泳いでいくのに
役立つと思うのだった

あなたから影響を受けたことの覚え書き