
お母さん73歳おめでとう。
遅くなったけど、お父さんは2週間前に75歳おめでとう。
父とは私が学生だった時に別れたので
私は親孝行はできたのかわかりません
余命が長くないと知っていた当時は
父の布団に潜り込んで甘えたり
何かお願いしたり
とにかく甘えるのが当時、私の精一杯できることでした
自分が社会人になってからは特に
母の誕生日はできるだけ一緒に過ごしてきました
姉には母を甘やかしたとたしなめられたことがあります。
でも今思えば、母との別れが早かったから結果的に何年分も先に関わったのかもしれないと思えます。
母と過ごした時間にはたくさんの口論もありました。
気持ちよく過ごそうと思っていたのに、何故こんなにも感情が苛立ってしまうの、と思ったこともしばしば。
一卵性親子と言われたこともあり、お互いに離れていても考えたり想像したりすることは、まず外れたことがありませんでした。
母と過ごした誕生日の思い出、たくさんたくさんありますね。
そうそう、私の誕生日(8月)は母の病室でした。
誕生日ケーキを持って行った私に
“なぁに?ケーキ?” と全く気づかない母で
ケーキのプレートに
“My birthday thank you, Mam!!”
と書いてあるのを見て、やっと気づいたのですが
私よりも先に一番美味しそうな部分を食べてご満悦でしたね(笑)
後で
“忘れてた!(笑)”
と話していたっけ。
その後、父の誕生日も忘れている風だったのでそっとしておいたのですが 数日して
“お父さんのお誕生日を忘れてた!”
と落ち込んでいる様子。
脳に転移があった影響だったのかな、と思いました。
晩年はたくさん笑って愉しい時間を過ごすことが多く
世帯主さんにたくさん支えてもらったおかげだと今も感謝しています
だから、今日も感謝して過ごしたい
そんな風に思います
ありがとう