うーむ、
なかなか難しいテーマであると思いました。
観客は50アラウンド、女性が圧倒的に多し。
ほんの些細なことの積み重ねから、子育ても終わった夫婦の間に訪れる距離感。
長く連れ添ってきたからこそ、パートナーの反応は想像できるし、だからこそ敢えて言わない。
静かに傷つくけど、空気が壊れるのは嫌だから、敢えて主張もしない。
一番良かったのはカウンセリングを受けて戻ったあと、トミーリージョーンズが
“少し変わった気がしたけど、戻ってきたらまたもとに戻っただけ。”
と言ったとき、メリル・ストリープが
“もう元に戻れないかもしれない”
と言ってパッキングをする夜、トミーリージョーンズが別室で眠れず主寝室にやってくるシーンでした。
映画のなかでも出てきますが、
カウンセリングを受ければ、みんな良くなるばかりではなく、より自分のことが分かって選択をしやすくなるようです。
ある人が言いました。
本当にこの人生で良いのか、考えて決断しても良いのかもと。
何が大切なのか、
何を望むのか、
自分の生き方を悩む瞬間にこのような方法もあるのだと共感しました。