おもてなし山のお家へ行くとたいてい、漆器屋さんへ連れて行ってもらいます。始めて訪れて買い物をしてみたら、なんと世帯主さんのお家ではずいぶん昔からずいぶん昔からお付き合いのあるお店でした。そちらへ行くと奥様が必ず一服のお茶を立ててくださいます。それには先代のお母様が「一服のお茶で旅人の労って、引き続き良い旅ができますように」との想いを込めて行ってきたことを引きつかがれたと聞きました。今回のお菓子はいつもの塩梅だけではなくて始めてのものもいつも癒されるんですよね。そうそう、約2年前にお盆のお修理をお願いしていたら、やっと昨年末にりんごと共に届いてお代金の請求がないので、お支払いに行ったのです。お代をいただくほどでもと仰られました。そんな会話をしながら、新しいお椀を幾つか購入してもらいました。また参ります。