私たちは思い出してみるとなんと約1年ぶりの山のお家でした
何故行かれなかったのか?と振り返ってみると
世帯主さんのある勉強や
実母の手術やリハビリ そしてまた入院治療と
とても慌しい時間を過ごしてきたからだということに気づきました
(以下長文です)
今回の山のお家へは実母も共に
そして世帯主さんの両親やお義姉さま家族と共に一緒の山のお家でした
いつも現地集合
そしてそれぞれが冷蔵庫のいろんな物を消費すべく食材を持ち寄って
賑やかな晩餐が始まります
近所の猟師さんのお店でいただく熊さんのお肉
この他に約2倍の熊さんのお肉を加えて
お義姉さまが熊汁を作ってくださいました
私たちは世帯主さんが楽しみにしていたダッチオーブンでのローストチキン
もう何度も何度も作っているので慣れたものです
クレソンを用意仕切れなかったのですが
世帯主さんちの実家で今となっては自生している “チコリ” を
たくさんお皿に盛って飾りました
この他にもたっぷりの新鮮なお野菜や
お刺身
パン 筍ごはんなど
色々いただきました
この半年余り
世帯主さんには実母のことでは本当に色々と気配りをしてもらってきました
母もすっかり世帯主さんに気を許し
そして念願だった山のお家へも一緒に行くことができました
世帯主さんの両親とは本当にいつも楽しいひと時を過ごすことができます
不思議な力を持っていると思えるほど一緒に過ごしていると心が和むのです
お義姉さま達とも
私は本当の姉のように慕いそして姪っ子ちゃんとも戯れて
賑やかな時間を過ごすことができます
自生しているクレソンや桜草
他にもいろんな植物の春の生命力を感じました
少し足を伸ばしていつもお世話になっている漆器屋さんの暖簾をくぐり
折敷のお直しの以来と食器を少し買い足しました
母はこちらも初めてだったのでお店の作業蔵の見学もさせていただきました
始終ご機嫌だった母
私は周囲の家族の協力へ感謝をするばかりでした
世帯主さんには
“どうしてそんなに不機嫌な顔をしているの?”
と最後の最後に言われてしまいましたが
私の神経は張り詰めていて
頭のどこかでいろんなことを考えていたからだと思います
“私はまだまだ人間が出来ていません”
と拗ねたことを言ってしまいました
本当に何も余計なことを考えることなく楽しい時間を楽しめればいいのに
と そんな風に時々後悔するのですが
やっぱり くよくよしても仕方が無いし
心配ばかりしても変わらないものは変わらないのだから
これからは そういう時は思い切り楽しみたいとこれを書きながら
自分に言い聞かせています
少し話しがズレますがキャンディーズのスーちゃんの訃報にはとても驚きました
微塵にも見せなかった闘病の努力
近年彼女の女優っぷりにはとても印象深く記憶していて
最後に拝見したのはNHKの番組
『てのひらのメモ』
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これが放映された夜
あまりテレビを観ない私ですが 確かおひとりさまナイツで自宅に居り
ふとテレビをつけたら始まる頃で 観始めたら目が離せなくなってしまって
テレビの前を陣取って観たのを覚えています
近頃の私は
母にはこうであって欲しいという理想をついつい押し付けてしまいがち
世帯主さんには
“もっと優しくできないの?”
としばしば注意をされます
父を早く亡くし
青年期に自分自身の中で芽生えた親への理想や希望
そして職業のキャリアを積む中で人生の先輩のひとりの女性として
こうであって欲しい ということを態度に出してしまうのです
人は弱いものです
そして辛い時こそ本音で楽に居て欲しいとも思っている
なんだか相反することを同時に求めている自分がいます
母が
“とーーーっても楽しかったー”
と笑顔でいろんなことを思い出して話すので
人の命は関わる人達によって大きく影響されると強く感じました
もう少し私は学習が必要だと振り返るのでした
まとまりが無くなってしまいました
当直明けなのでどうかご勘弁を