昨年11月22日から10日間、NPO法人「食品と暮らしの安全基金」(代表小若順一)主催の「チェルノブイリ子供の痛みをなくするプロジェクト」に招待され、チェルノブイリ原発の見学、子供たちの治療、父兄に家庭療法講習会(セミナー)、現地のボランティア団体との交流、キエフバレエのバレリーナの治療など行ってきました。一昨年3月に私の代理として古田会員を派遣して治療に大きな成果を上げました。
四肢麻痺のワジム君の治療
昨年寝たままの状態から歩けなかったワジム君を古田治療士が介護付きで歩けるようにまでした。今回は更に良くなるように治療することと、問題がどこにあるのか見極めること。最初に気になっていたお腹を触診したら、やはり瘀血の腹症があった。すなわち、臍部硬結があったのでこのシコリを解消するように治療して何回かやるうちに軟化した。歩き方を観察すると、足の上りが悪く、引きずっていた。そこでそけい(脚の付け根)直下部の腸腰筋、大腿直筋を触診すると硬化が認められたので、この部を集中的に治療し軟化した。手の不随意運動は、話を聞くとずいぶんよくなっている。昨年は自分で食事もできない状態だったが、今回はお菓子を自分の手で受け取って食べることができるようになった。しかし、動きはまだ完全ではないので、頭と上肢の治療も良くやった。
オルヴチ滞在中出来る限り治療し、朝は7時半から夜は7時から1日2回治療し(計9回治療)、お母さんが片手で支えるだけで歩けるまでになり、歩き方も力強く早くなった。足も引きずらなくなり、良く上がるようになった。しゃべり方もはっきり発音できるようになり、話す内容も10歳とは思えないくらい大人びたことを喋り、最後のインタビューでは両親になり替わり「ここまで良くしてくれてありがとう。また、家まで買ってくれありがとう。おかげで、僕の部屋も出来るよ。」と言って、みんなを感動させ、私たちは涙ぐんだ。頭の働きも良くなったのだと実感した。昨年は「歩くようになりたい」というのが希望だったが、今回は「勉強して将来コンピューターの仕事がしたい。」と自分で話し、さらに意欲が出て進歩したことを確認できて一行は喜んだ。
最後にワジム君の両親に、治療のやり方を指導した。(「歩けない子供が奇跡の改善2 チェルノブイリボランティア治療」
ユーチューブ動画参照)
血液循環療法
のHP参照


