最悪が止まらねぇ。
伊坂幸太郎さんの小説は結構好きです。
特にこの秋公開の映画
ブレット・トレインの原作となった
「マリアビートル」
東京〜青森間の新幹線が舞台の
サスペンス+痛快アクション+超絶伏線回収
これに倫理観と小道具を随所に効かせて
これぞ小説エンタメの最高峰
と感じる小説でございます
物語の疾走感と倫理観部分には射手座
物語の緻密な構成には乙女座
そして
総合的な小説エンタメ感は獅子座味を
感じます
(いちいち星に例えるな)
伊坂作品の映画化と言えば
「ゴールデンスランバー」
最近では
「アイネクライネナハトムジーク」
どちらも原作にわりと忠実に
登場人物の心の機微も丁寧に描かれており
大満足の映画でした
この度
大のお気に入りの
マリアビートルがハリウッド映画
として映画化されたと聞き
(ハリウッド映画故の
一抹の不安はあるけど…)
いつか見たいなとは思っていました。
折しも現在
火星双子座期間
双子座は移動手段、交通も表しますし
そこで起こる荒ぶる事件=火星
な感じもして
映画鑑賞で厄落とし的なことも期待
(個人の見解です)
で、感想は…
極上の小説エンタメのハズが…
B級ハリウッドエンタメに
なってしまっていた〜
まあ、元々殺し屋達のお話で
ハリウッドですから
スプラッタあり、激しいアクションあり
ド派手なCGあり
外国人特有の日本の解釈あり
は折込み済みだけれど
にしても
伊坂ワールドじゃない〜
情緒観が欠けてる
登場人物の凄みや魅力が〜
もっとスタイリッシュなのに
もっと爽快感があるのに
悔しい〜
とは言え…
クリスマスとかお正月とかに
みんなでワイワイ言いながら
突っ込みながらみるのは
なかなか楽しいとは思います
(R15指定ではあるけど)
映画から見た方は
ぜひぜひ
小説で真の伊坂ワールドを
体感してほしいと思います。
唯一の朗報と言えば…
ブラピと真田広之ファンにとっては
たまらない映画になると思います
(存分に活躍する二人…)