マナー以前に、
食事中汁を飛ばす、
テーブル上の小物を倒す、
となりの物を使っちゃうなど
赤っ恥人間なのでどうにもしょうがない次第ですが・・・
たまたま見ていた掲示板で
他国で料理を食べた際
その国の人にマナーを教えられたことを
書かれていたのが目に留まりました。
当たり前のことですが、
各国それぞれに独自のマナースタイルがあるんですよね。
それが伝統であり、文化です。
その掲示板での答えで目を引いたのがこのコメント。
たとえば、
フランス人がソウルの和食屋でごはん(白米)を食べる時、
どのマナーで食べればよいか。
フランス人だからフォークか、
和食屋だから箸か、
ソウルだからスプーンか。
大半は箸でしょうが、
答えはそれらの情報だけではわかりません。
もしその和食屋が多くの
地元韓国の方に来てもらいたいと考えていたら
金属製のごはん椀にスッカラッのような
スプーンを添えて出してくるかもしれない。
その場合はご飯はスプーンで食べるのがマナーになる。
要すれば、テーブルマナーは店が決めるものです。
そしてそれを食器を通じて客に分からしめることになります。
ですから、イタリア料理店でパスタを食べる際に
フォークにスプーンが添えられて出されたら
それはフォークだけでなくスプーンを使って食べてくださいという
料理店からのメッセージです。
南部では元々スプーンを使ってましたから、
そういうお店でスプーンを使わないのはマナー違反です。
マナースタイルは店が決める!
この答えは面白いです。
つまり店のインテリアや客層、出てくるカトラリーで雰囲気を察して
その場にふさわしい食べ方をして皆で食事の場を気持ちよくする
それこそマナーだと言うわけですね。
どう食べたらよいかはカトラリーを見たら正解が解るんですね。
あ~なるほどと、思いました。
「ロオジエ」と立ち食いの「俺のフレンチ」では同じステーキでも
マナーは違いますし。
和食でもルールが決められた茶懐石の店と定食屋さんでは
同じ食べ方が変わるのは当然です。
どうしたもっかな~ってちょっと食べ方に悩むとき
配膳された証拠から推理していく
そういうゲームと考えると、
私のような残念な人でも道は開けそうです。