TVで紹介されていて友人と行きたいね~って
ずっと言っていて、とうとう昨日宿泊いたしました!
地もピーには見飽きている箱根細工も
センスある人の手に掛かると御覧のような
モダンなインテリアに変身するのね。
元高級旅館「桜庵」だったこちらは、
箱根のお山を借景とした素晴らしい眺め
機能的に洗練昇華したインテリアでして
大変居心地がよろしい。
なにより目の前のモミジの新緑と鳥の声に
癒されます。
こんな風に居住性は良かったんですが、
料理がいただけませんでしたね。
まず味付けが砂糖甘いんです。
椀だねの出しは美味しいけど中のすり身が甘い。
桜餅に見立てているとはいえ、これ違和感が有るな~
道明寺のすり流しも中身も
うすら甘いカニの柔らかい種物。これも中途半端
歯ごたえが無いものが続き、
甘い具材で食感の変化が乏しい。
てんぷらもエビシンジョウで
揚げ物がみな甘いコロッケ系でつまらない。
女性向けだからとただ甘い、かわいいもの
出せば良い訳ではないのだ。
歯ごたえの変化、調理法の変化、温度の変化
味付けの変化、
こういうものが無いとすごく物足りない感覚が残ります。
さらに基本的に料理のコストをかけていないのが
ありありと解り、
この値段でこの渋さはいかがなものか?
この料理は結構がっかりだな~
星野グループはセンスと演出が上手くて
手を広げているけど、
料理がこれだと、やっぱりまずいんでは無いかな。
