北海道を襲った3月2~3日の猛吹雪で、
自らの命を賭して子供の命を守ったその子が
新学期を迎えると言う、ニュースが載っていました。


かわいそうに重い物を背負ってしまったけど、
生きている事が出来て良かったですね。
いつかは重い物を消化できるようになるから、
それまで頑張らなくちゃあね。。。


◆3月2日の事故 湧別町を激しい暴風雪が襲った2日午後4時頃、
岡田さん親子は町内の自宅を出た後、行方不明に。
3日午前7時過ぎ、付近の牧場の敷地で雪に埋もれた状態で発見された。
ジャンパー姿の幹男さんは倉庫の扉と自分との間に
スキーウエアを着た夏音ちゃんを入れ、
抱き締めるように覆いかぶさった状態で凍死していた。
夏音ちゃんは軽度の凍傷のみで命に別条はなかった。


切ないニュースでした。
人の情としては切ないけど、
これがお父さんだけ助かったと言う話じゃないだけで
人の持っている優しい情に暖かい気持ちを感じます。


先日TVでは、
たまたま方丈記の解釈みたいなのをやっていまして

「養和の飢饉」の章について話していました。


「現代語訳」
また、しみじみと感動することもあった。
お互いに離れられない夫婦は、
その愛情が深いほうが必ず先に死んだ。
なぜなら、わが身は二の次にして相手をいたわるので、
ごくまれに手に入った食べ物も、相手に譲るからだ。
だから、親子となると、決まって親が先に死んだ。


こんな古典を読んでみると人の心は、
変わらないんだなと思います。


北海道のお父さんの愛情もとても深かったんだね。。。


愛情と言えば、美しい話の後に恐縮ですが
こういう雰囲気を身の回りに感じる事が有ります。

ありがたいものです。
逆に何かあったら、こっちが間違っていても最後は
命かけちゃうのじゃないかと心配にもなるから、
命を賭けないで済むように

私も病気とか色々気をつけないとな・・・
なんて思います。