伊勢神宮に参拝するため、賢島の宿を旦那が取りました。
次の日、伊勢神宮に行く前に賢島の海のほうの店を探索して
このお店を見つけてびっくり、
実は私が小学生のころ家族で伊勢志摩に旅行に行った事が有り
その時父が初めて母に真珠の首飾りを買って上げたところだったんです。
変わっていないな~
うっすらとした思い出のままありました。
すごく高級店に見えて、実はそこで見た真珠は5万円とかしちゃって
買うにはその当時には高すぎてそのお店では買えず、別の店で
3万円だかの真珠になった記憶があります。
普段宝石など興味がないお母さんでも、すごく嬉しそうだった。
と書くと幸せな家族旅行みたいなんですが、実はなんだか知らないけど
私は癇癪が出っぱなしで、ぷんぷんぷんぷんして旅の雰囲気を一人
壊していました。
何が腹が立っていたんだろうね?
兎に角、万年愛情欠乏症に掛かっていたから、
こちらに愛情が無いと恨む気持ちが一杯だったんです。
愛情はあんまりないくらいで丁度いいんだよ。って言われてから
自立を助けるためには、それもそうだな~
って素直に思えるようになりましたが、
そう思うには何年か時間が掛かりましたね。
伊勢に行く電車では、知らない家族が電車に乗り、
一人おばあちゃんがお見送りをしている場面を見ました。
足がすこし不自由で杖を付いてのお見送り、
おたふく系の顔が母親を連想させ、
それだけで思い出とオーバーラップして
胸がいっぱいになっちゃいました。
とは言え新年の駅は明るい。
年頃の娘の後ろ姿もすごく楽しそうで、
伊勢は幸せいっぱいでした!