http://www.youtube.com/watch?v=-ZGplnsWWvk


”笑っていいとも”でタモリと関根さんがこれ良いよ~っ
話していたんで、DVD借りて見てみました。

調べたらイトイさんもこの映画好きって。
両者恋愛映画は大っ嫌い、
自己満足の自己中も大っ嫌いなタイプとお見受けします。

この映画はいたってシンプル。

文化大革命のころ都市部のエリートが田舎に教師にやってきます。
学校が無く、文字の読み書きができない割合の高い農村での初めての先生、
その先生に主人公の少女は一目ぼれして、その気持ちを一途に貫き通します。

映像は二人が想いを寄せる日々をカラーで、
輝く農村の風景を宝石のように映し出します。

また、物語はその数十年後、
教師が亡くなった今の場面では白黒の色の無い世界として表現を変えています。

ここのところ、どろどろの韓国宮廷ドラマを見ていたんで
このさわやかさが心に心地よくまた切ない。

人が本来持っている、素朴さ、純朴さ、素直さ気持ちを屈折させないで、
自分の大切だと思う事を貫き通すそういう芯の強さが心を打つのです。
これは中国の人々そして近代の波にさらされて無くしてしまったすべての人へ、
この時代のそういう心を忘れないでほしいって言うメッセージなのでしょうね。

ピュアーな心に触れて沢山、泣いてしまいます。