朝日新聞に、ヒラリークリントン長官を補佐する
外交の頭脳、政策企画局長に女性として初めて任命された
スローター・プリンストン大教授が↑のような論文を発表して
論争になっているそうです。
彼女の子供が荒れて、子育ての為職を辞したことで
キャリアと家庭の両立は現在のアメリカ社会では無理。
って訴えたそうです。
http://jungae.exblog.jp/18268745/
無職、子無し、頭脳なしの私とは対極の悩みです。
せっかく国に貢献できる頭脳が有って、
それを生かせないのは、国益に反すると言えますね。
使える人ほど忙しいのが世の常だから、
仕事をセーブするのも難しいから選択も迫られるんでしょうね。
だからそういう有能な頭脳を生かすため、
働きやすい環境を作って欲しいと言う事と、
また男性側の意識改革の為、もっと女性は訴えていかないと
いけないというお話です。
もっともな話です。
そうしないといけない、とも思いますが
なんだか引っかかります。
男性なら当たり前に得られる権利なのに、って話ですが
そもそも性別が違えば、生まれながらの性に縛られなくては
いけないのは仕方ない事、
この人は、時間さえ余裕が有ったら、
何もかも手に入れられると思っているのでしょうか。
時間がいくら有ったって、ぐれる子供はぐれます。
エリートだけが、仕事に置いて勤務時間の選択
をしてほしいとでも言うのでしょうか?
それは新たな差別とは考えられないでしょうか。
天から与えられた頭脳も、容姿も、性格も、健康や運命も
神様のサイコロ次第、
たまたま、ロイヤルストレートフラッシュが出る人生も
あるでしょうが、
手に入れたストレートの手札を、運が無いと嘆いている様にも
感じられます。
アメリカでは有能な人材に対する対価はべらぼうに
高くなりますから自分は特別な人間だって思うかもしれないけど
社会で、他人と取り換えられない仕事なんて
ほとんどありません。
寿命に縛られる人間は、変わりが効くように
出来て居ると思います。
その中で、すべてを手に入れられないからと嘆くより
何が自分にとって大切か、
選択してそれを受け入れていく。
妥協のない人間なんてあんまりいないと思うよ。。。。