http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3238_1.html
天国からの“お迎え”
~穏やかな看取り(みとり)とは~
クローズアップ現代でこんな番組を放映したらしいです。
宮城や福島の在宅緩和ケアを利用した患者の遺族、
500人以上にアンケートした結果、
臨終の間近、
両親や友人やペット故郷の風景などのお迎えを
見たと言う人が全体の4割で体験したという
回答が得られたそうです。
これを見た人の9割が安らかな最後を
迎えたとうかがわれたそうです。
以前キュプラー・ロス、だかの
”臨死体験”というのが話題になりました。
これも末期がん患者が死の間際、
あの世の風景を見た。
と言う体験者が多くいると言う話であり、
やはりこれを見ると死が怖くなくなるそうなのです。
臨死体験では、
死の間近痛みなどで脳内麻薬が出ることで
幻覚を見るのではないか。
と仮定として話していましたし
こちらでもお迎えは穏やかな死のために準備された
人間の生理現象なのではと考えています。
誰かのブログでも病院で入院したら、
隣の患者が
”私死なないよね?私死なないよね?”って
不安から何度もナースを呼んでいた患者が居たそうです。
友人の母親も、天井を見つめ
迫りくる死への恐怖に歯を食いしばって戦っていたようだって
聞いていましたので、
来たるべき死について、私もなんとも不安に思っていました。
死の先に何が有るのか?何が待っているのか
体験したことが無い事から来る不安と言うのは
相当なストレスであるんですね。
お迎え現象は、死の先に有るものを予感させ
そういった不安を解消してくれるものなんですね。
ふと旦那に、
”あんた末期がんになったらどこで死にたいの?”
って聞いて見ましたら、
”おうち”だってさ!
家と言うのは、
この人の場合私が居るところらしいんですが、
”私が先に死んじゃう場合もあるんだよ”って言いましたら
”ふん”ってそっぽ向いちゃいましたよ。
安らかな最後を迎えるにあたって、
親しい人愛する人の存在って
実はすごく大きいんだって思います。
はげしい痛みや身体が極限の時、
愛する人たちや愛する風景など救いがあると
お迎えとか
そんな現象が現れるのかな?
クローズアップ現代では、
そういった安らかな死を阻害させる
無意味な延命治療にも一石を投じています。