今日の朝日新聞のトップ、
”カオスの深淵”選挙を疑う、
が面白かったです。
”自分の感覚を大切にする”
なんて堂々と言う人が
いるけど自分の感覚など、そんなに信じちゃっていいのかよ?
って常々思っていました。
脳神経学が発達した今日、アメリカでは
神経科学を利用したマーケティングの手法で
住民の好みを割出、結果として選挙の支持率を
上げる方法などが試みられているんだそうです。
自分で選んだと思っていても、
実際はパンフレットなどの広告媒体に潜在意識が
刺激されるのです。
物事を判断するとき、
相手の服装、容姿、しゃべり方、
もろもろの事で相手を理解しようとします。
詐欺師と言うの、は人間のそういう弱点を逆手にとって
偽りを事実に見せたりしちゃうんですね。
社会的な刺激にさらされているのが人間ですから
情報はなんでもバイアスがかかる、
そのくらいにおもっていたほうがよさそうですね。
特集はさらに、今の選挙が
グローバル社会で、現状打破が難しいから
選挙が憂さ晴らし化していると話は進んで行きます。
複雑に絡み合った要因を一発で打破する方法何て
有りはしません。
現状は自分たちの見えざるエゴが招いた結果です。
エゴをしてしまった分のリスクは跳ね返ってきちゃうんだから
受け入れていくしかないんですよね。
そうしないで、さらにエゴを進めたら
将来的に究極のエゴである、戦争による
リセットが待ち受けているのではないか
何が怖いってそれが一番心配です。