春の朝 上田敏
時は春、日は朝、朝は七時、
片岡に 露みちて、あげひばり、名のりいで、
かたつむり、枝に這い、
神、空に しろしめす、 すべて世は 事もなし
お天気が良いので、公園を抜ける岡の道を通ってみました。
猫が居て餌をねだり
今年は寒さが厳しかったから
いつもは別々に咲く
こぶしと花ももと桜が三本同時に咲いて
花の下では、花見の宴が開かれ、
のんびりと風は暖かくほほをなでる
こんな時、
神、空に しろしめす、 すべて世は 事もなし
やっぱり春はいいなぁ~と
何かなす事がすべてでは無く
なさない人生もまた豊かであると実感できます。