何かの雑誌を立ち読みしていたら
吉沢久子さんと言う方と誰かお医者さんの対談が載っていまして


そこで、吉沢久子さんのプロフィールが93歳で
ヘルパーさんも何もなく、自宅で自立した一人の生活を
旦那さんが亡くなった60歳代からずっと続けておられる
と言うお話を見ました。


自立や老人の生き方を解く人で
実は自分は金持ちで、ヘルパーさんやらお手伝いさんやらに
囲まれたマリーアントワネット老人の言葉は心に響きませんし
そんな生活など望めない自分には参考にはならないし
欺瞞を感じていましたが、


こちらは実践派


数十年前からクロワッサン誌で家事評論家として
執筆なさっていて、その頃から
必要なものを生かしきるための”けち”、
始末して使い切る当たり前の生活を考え直す
そういうストイックなところを読むと
共感できますし、自分の生活を素直に反省も出来る
そんな誠実な感じがする執筆者でした。


その人が、年をとってもぶれることなく
健全な庶民としての知恵を使い
暮らしを楽しみ楽天的に、時に自分に厳しく
そうして一人を楽しむ生活をなさっていることに
またまた希望が湧きました。


神様が味方してくれているところもあるけど
93歳にしても、頭脳明瞭、
そして身の回りを自分でこなせるだけの体力もある
そういう人が居るだけで
老化もそんなに怖くないかもって思えてきます。


http://www.tubhouse.co.jp/shinia/shinia-yoshi.html
こちらにインタビューが載っていました。


バリアフリーなど、楽をするための設備は
身体を甘やかす場合もあるとか、
けがをしても寝込むと寝たきりになるかもしれないから
無理をしても起き上って家事をし生活をしていく。
生活を営むことは、自然と体を動かすことになるから
運動と同じ効果があるし、家事は手順を考えたり
頭も使うので生活を人任せにしない事
つまり、老人世帯になっても甘えず自立することが
健康生活に直結していく


健康なうちは老人ホームになんか入らなくても
普通にしていけば良いんだ~ってほっとしちゃいます。


ただ、この方著名人ですし、積極的にネットワークを
作って孤立しない生活を送れているという事も
いざと言うときの安心につながっているのかと
思います。


そういえば、旦那の両親が高額商品を購入するとき
80歳以上の場合、別の保証人が必要になる
って制度になっていると以前話しましたが、


身元引受人が見つかんない
たとえば我が家のように子供が居ない
場合どうするのかな?


身元引受人制度など、ぼけちゃった時のことなどは考えておいたり
遺言とか身の回りのライフデザインを文章に形に残しておくことで、
自立しながら、孤立しないネットワークを作る事も重要ですね。


ネットワークが解らない場合は市役所などに
相談したりするなどし行政を活用するのも良いのかな。