電話で友人と話していまして、
姉の事も良く知っているので、
”おねえちゃんが更年期鬱でさ~”
てな話をしたら
実は私も・・・・
って始めました。
活動的な女性でママさんバレーなども楽しんで
やっていたんですが、
楽しいはずの練習で、途中気が抜けちゃって
”私なにしているんだろう・・・・”
と集中力が途絶えぽっかり穴が開いたような
虚無感に襲われちゃうんですと、
姉にしろ友人にしろ
かなり活動的な女なので
その心境の変化に本当に驚いてしまいました。
50代閉経を期になにか脳の誤作動やら
生活のストレスやら、環境の変化やらいろいろ重なって
人生が味気ないと感じる期間が生じちゃうみたいです。
友人の話だと、
だけどこういう鬱の女性の事を親せきやらなにやら
何人も見ているけど数年で軌道修正できているって話なので
それが心と体のバランスを整える期間なんでしょうね。
そういえば、
http://takanashi.livedoor.biz/archives/2011-10.html
中村うさぎさんと高梨クリニックの院長先生との会話が
ちょっと面白い。
うさぎさんは、若さに執着して整形と言う人工的な手段を選んで
進んできたんですが
それで高梨院長のうさぎさんへの手術での目指す方向は
デミームーアやシェールという欧風セックスアピール婆なんです。
一方うさぎさんは、そういう方向はニューハーフっぽくてイヤで
新珠三千代や岩下志麻のような典型的な日本美人のほうが
色っぽくて良いって思い出しているそうです。
ここで、うさぎさんが求めるのは若さであるはずです。
しかし、新珠三千代や岩下志麻のような造作が小さい
面長切れ長の顔は
老けて見えやすいんです。
院長はその年代では落ち着いた美で、年相応に見える価値観よりも、
10~20才若く見える価値の方が重要だと感じてる。
そうで、
うさぎさんの感覚の中の内部矛盾に困惑しちゃっているんですね。
うさぎさんは、閉経からこっち
性欲の薄れから若くなりたい願望が薄れたこと
また昔の映画を見て、価値観が変化していった。
新しい価値観の発見、のようなものが有ったのだと言います。
で、私は考えたわけです。
女は、若く見えりゃいいってもんじゃない。
ある種の色香や美しさは、
若さよりも女盛りの年齢に見えてこそ、本領を発揮するんだわ、と。
これ、うさぎさん回り道したけど
なんだかとても健全な価値観に至ったんじゃないかと
私は思われます。
少なくても若く見える価値観って不自然だし
痛々しいしなんだか違和感があります。
どんなに若く作ったって、やっぱり本当の若さとは違うから
本当に若い人と並べば、その偽物感はたちどころに解るし
それを自覚しないで同じに見えると思っている老人はやっぱり
痛々しくしか見えない。。。。
若さではなく、その年代の美や色気を求めるのに努力するのは
素敵だと思います。
骨格の面もあるから、むりして変な方向に行くより
芸者さんなんかの色気を学ぶなんてのも良いと思います。
しかし色気を求めると言うのは、色恋にも十分執着していますって
事なのよね。
話は戻り、友人の電話では
鬱解消のため、
楽しいところにぱ~っと遊びに行こうって話に成りました、
クイックメイクとかで綺麗にしてもらって
観劇をして、
ごはんして
遊ぶことも大切ね。