$49歳から始めるおしゃれの練習

ピンクの万筋の着物からシャツワンピースにリメイクしました。
生地だけ見ると普通にストライプなので言わないと着物って
解らないかもしれませんね。

ボタンの縫い取りに赤の糸でアクセントにしてあります。
ボタンホールは自信がないので、飾りボタンとスナップ止めです。

今回は裏地を付けてみました。
合わせの着物をほどくと裏地が付いてきます。
この上のほうは胴裏、下のほうが八掛と言います。
分けてあることで別々に取り換えられるようになっているんですね。
合理的です。

その胴裏を裏地に利用したんですが、
ほんとは裏地はキセと言って、ちょっと表より運動量の多いところは
余分に縫い代を取るのですが、それを忘れちゃって表と同じ縫い代にしたら
前の合わせる部分がきちきちになってしまいました。
(そこを無理して縫い合わせています)

能の松風では、
”たち別れ 稲葉の山の 峰に生うる
 松とし聞かば 今帰りこむ ”

業平の句ですが、

稲葉の山はとっても寂しい場所として
当時の人々には認識されていました。
この句を踏まえ

京都に味噌カステラのお菓子があるんですが

表はけしのみとか振ってあって色が濃いけど
裏は白っぽくって味気ない。。。。
裏寂しいから松風と言うしゃれたネーミングになっているんですよね。

私の場合は、
腕が未熟なので裏返すと縫い目がとっても残念で寂しいので
別の意味で裏さびしい

松風シャツワンピースになっています。

とほほ。。。。