福島から避難されてきた子供に

避難先の子供から


”放射能がうつる”


とか言われ無き偏見差別を受けたという記事が載っていました。


また川崎市では市長が

福島の災害ゴミを市で焼却の肩代わりをすると

表明したところ


”原発の放射能ゴミを持ち込むのか?”


と言う批判が2000件以上持ち込まれたとの

記事も目にしました。


どちらも正確な情報、知識を得なかったことからの

誤解です。


偏見のある発言をした子供たちは

外国に行けば、同じ扱いを受ける可能性があることを

気がつかないのでしょうかね。


これも大人の反応をうつしているだけなのです。


放射能に対して、わが子やわが身を守ろうと

過敏に反応しすぎて


放射能や放射性物質の程度が少しでも少ないように

願うあまり、福島=放射能で汚染されているという

安易な発想が芽生えて

偏見につながっていくのです。


今諸外国から日本製品に向けて

同じような誤解、偏見がなされてきつつある現実があるのに

こんな誤解が国内でなされているようでは

諸外国に

偏見をしないでと言ってもなかなか難しい

のかもしれません。


地震、津波、原発、と辛すぎる経験をしてきた人たちに

新たに偏見と言う言われ無き差別がなされるとしたら

悲しすぎます。


偏見を無くすには

情報を正確に受け止め

物事を合理的に判断していかなければいけません。


身を守る反応は当たり前のことですが

それが行き過ぎれば

パニックやら偏見やら買占めやら起こる原因になって

社会的にも損失が出るし

そもそも健康のためのはずがストレスで健康が害されちゃたりもします。


きちんとした情報を自分に都合よく受け取らずに

正確に受け取る。

厳しい情報も、同じように受け取っていかないと

この現在進行形で続いている国難を

乗り越えるのは難しいんですね。。。。。


えらそうに言う割りに、自分も情報に心が波立ったりして

不安になりますが

客観視していかなければと

自分に戒める毎日です。