原発事故から早1ヶ月が経ちましたが

今後の道筋をどのように考えているのか具体案が

見えていませんでしたがようやく、ニュースに具体案の可能性を

示唆する記事が出始めてきましたね。


http://www.asahi.com/special/10005/TKY201104120234.html


各号機の損傷などにより

最善策は色々だと思いますが、


49歳から始めるおしゃれの練習

この案の中でA案の既存の冷却装置の復旧は

各号機に入ろうと2重扉の1枚を開けただけで

メーターが振り切れちゃう様な現状では限りなく

無理っぽいですよね。

(スリーマイル島では入るのに1年以上掛かったそうです)


そうするとB案ですが、

サプレッションプールが損傷している2号機はこれ使えるんでしょうか?

システムを作るのに1年以上掛かったら

安定冷却の温度に各号機がなっちゃってますよね。

早く作れるならって条件になりますね。


C案はアメリカ案のようで、

水棺方式です。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011040802000039.html

圧力容器と格納容器をともに燃料棒の高さ付近まで水で満たし、

高い熱を持つ燃料棒を冷やすのだそうです。


今圧力容器の内部の水が半分くらいしか入っていません。

熱で圧力が上がって水が入ってこないことと

漏れている事が(多分こっちの方の可能性が高い)

入らない原因です。

それでベントで圧力を逃がしつつ圧力容器と格納容器に

水を注ぎ込んで冷却しようとする考え方です。


この場合、水を入れることで水蒸気が発生して水素や酸素に

分解されてそれが水素爆発になる可能性が有るのが一番のネックです。

だから今窒素注入しているんですね。


それと大量の水が漏れ出す危険も増えますから

コンクリートを打ったり防水する事も一緒にしないと

危険ですよね。


格納容器が壊れるリスクもあるようなので

各号機そっくり水没させるほどがっつり周りをコンクリートで

固めちゃうってのもいいような気がするんですけどね。


いずれにせよ、人類が始めて経験する

大きな原発事故です。

収束の為には、どんな事も試していくしかないんですよね。


成功しなかった作戦、

たとえば3号機の自衛隊のヘリコプターからの散水とか

2号機のおがくずやポリマーで止水しようとした事を


だめじゃ~ん、こんな事


と失望のあまり暴言してしまう私ですが


同じヘリコプターの映像を見て


自然の脅威の中人間はまったく無力だ

日本はこのままダメになっていくと思っていたけど、

自衛隊の果敢な散水を見た時、

なにか手を打てるんだ、

人間は非力ではないと実感したそうです。


心があきらめた時

道は閉ざされます。

希望がある限り、道はどこかに通じていきます。

それを信じてあきらめずに

進んでいくんですね。