震災から

世界各国から日本人の忍耐強さについて

感嘆されています。


辛い状況下

皆が被災者だしその中で分け合っていかなければ

生きていけないし自衛隊や町の人が自己犠牲して

再建の道筋をつけてくれる様子を見れば

わがままを言う事もはばかられるし

それで我慢しているわけです。


原発も産業の無い町にお金を落としてくれる

救世主だった訳で

人によれば雇用の先でも有ったりするんですよね。


それで大丈夫と言われた言葉を

不安を抱えながらもやはり生活の為

我慢する結果になったんだと思います。


原発で放射能被爆の作業員が出ましたが

窮状とは言え完全に安全管理を怠った

可愛そうな事故です。


日本人は製品を作り出す事にかけては優秀だけど

リスク管理を行う事が下手だと

外国からは受け取られているようです。


なぜか?


忍耐強さ、我慢強さから現状を受け入れて

文句を言ってこなかった事が個人の痛みを

過小評価し

ひいては大きな事故につながって行ったのでは無いかと

思われてなりません。


解らないことは解らないとしつこく聞くこと

痛みや寒さ不自由さは発信していかないと

それを気付いて改善してくれる人も現れません

義理人情やしがらみを置いておいて文句を言う事で

安全性も初めて確保されていくのです。


安全と言うのは

なかなか採算性と一致しないからこそ


皆が一致団結して文句ったれになって

そうしてようやく安全な世の中を作っていけると思うのです。