ブーム去ってるじゃん。の
”負け犬の遠吠え”
面白く読みましたよ。
負け犬とは
未婚、子無し、30代以上の女性と狭義しています。
その中で御自分も含まれるであろう高学歴高収入の
キャリアウーマンを念頭に置いている感じですね。
結婚したほうが良いという良識がまだ世の中にありますが
結婚もある意味ギャンブルだし、
結婚したから幸福が待っているわけではない。
それなのに未婚女性を見下す風潮があるけど、
世間様の見方を変える事は容易ではないから
メンドクサイから、負けですと言う事で
世間からの風当たりから身を守ろうとする
一種の処世術としてこの本を書かれたのかと思います。
人の価値観はそれぞれですが、
私は典型的な勝ち犬になります。
女性社会では協調性が無いので
生きていけないタイプなので
仕事に付いた時、結婚相手を探す事を大目標
にしていました。
もてませんでしたから、引っかかりそうな獲物が
掛かったら恥を捨て猪突猛進しました。
”お見合いしろって言われるの・・・・・”
”結婚しないならずるずる付き合うなって言われて・・・・・”
平気の平で酒井さんなら絶対言いたくないと思われる言葉
言いましたね(笑)
負け犬には”含羞”があるからそんな踏み絵みたいな言葉
言えないんだそうです。
一寸自己弁護しますと、
目標の為努力する事は恥では無いと思います。
オリンピック選手が一生懸命練習するとき
びりになったら恥ずかしい、何て思いますか?
高学歴でプライドも高いから
報われなかった時屈辱を味わうのがいやなので
避けて通ると言う風に見えるのです。
結局なりふり構わないなんてみっともないから
相手に請われて、ぜひともと言われて
”なら結婚してあげましょう”
なんてシンデレラ物語を考えているなら
そりゃ結婚したくても難しいですよ。
昔は女性が自立する事が難しかったから
結婚によって生きる道を確保するのが
当たり前でしたが、
生活手段が自分で用意できるのなら
生活の為に結婚をわざわざしなくても
良くなってきたわけです。
自立しあった関係でその中で精神も支えあえる
仕組みとしてツガイになるというのが
理想だと思いますが
キャリア組みは忙しいので疲れたとき
相手に癒しを求めてしまうけど
男性と言うのは、そもそも女性に癒しを求めるタイプが
多いから働いて疲れた身体にさらに男性に癒しと言う労働を
積み増しする事は働く女性にとって厳しい現実だと
思いますね。
子供など出来たらさらに負担は増すしね。。。。。
そう考えると、それほどの負担をになってまで
結婚する相手というのはなかなかめぐり合わない
と言う現実も解ります。
今は若い男性が一人で家族を支えるだけの
収入はなかなか確保できないですから
ほんとに晩婚化少子化は社会構造が生み出した
産物なんだって思います。
体質的に一人が良い人
支えあう人がいないと辛い人
それぞれの個性を考えて結婚は選択していけば
良いのだと思います。
何が何でもしなくてはいけないものじゃないです。
出会いは運だから
幾つになっても支えあえるパートナーと出会える
チャンスはあります。
同性とばかりつるまず、
形式にとらわれず、自分たちの負担にならない
良い関係を築けるヨーロッパみたいなカップル文化
が当たり前になっていくと楽しくなると思いますけどね~