BS2チャンネルの落語見終わりましたよ~
ストップウオッチでも持って影で後何分とか
プレッシャー掛けられながら話していたのかな?
皆さんぴたっと時間で終る技術ってすごいですね。
寄席などですと、後の噺家さんが来ないとか突発事項が
色々有りますから、その前に話す人は時間調整しなくちゃいけなかったり
して実地の機転や瞬発力は養われていらっしゃるんでしょうね。
7分という短い時間ですから
話しもせっかちとのんびり屋の話し”長短”とか
せっかちの車引きの話しの”反対車”とか
時短を逆手に取ったネタが多かったですね。
かい枝さんも反対車のせっかちな担ぎ手の子孫のタクシー幽霊って事で
話しをつなげていて、話し展開もスムーズでした。
立川志らくさんが、かい枝さんを上方の正攻法のしゃべくりで新作をやる技量があると
褒めていましたが、間合いといい運転手と客二人で会しているリアリティーな感じ
と言いほんとに実力を感じます。
それとあの白目をむく運転手の顔が、怖おもろい事~~
短期間に3度も聞いてやっぱり笑えるってすごいね。
他に今回は、古今亭菊之丞「ほうじの茶」の演出が面白かったです。
変わったほうじ茶を炒る道具で、
これで茶を炒って湯をそそぐと願う人物が浮かび上がるんですが
そのに先代の正蔵師匠が出てきて
それを舞台から幕下に下がった菊之丞さんが正蔵師匠の真似で
お化けを演じるんですが
なかなか目新しく、新鮮でした。
落語は座ってするものですが
こうして新しい演出を模索して
色々目新しくしていく工夫もすごく大切だと思いました。
限られた時間で模索した次の世代の名人候補生に大笑いでした