メイク落としを考える時、
メイクがどの程度の濃さであるかで
メイク落としを選ぶのが肌を痛めないコツだと
思います。
佐伯ちずさんの本で日本ではコールドクリームで落としていた頃
ゲランにはメイクの濃さに合わせて
メイク落としのラインが6種類以上あったので驚いたという
記述が有って肌の状況に合わせて製品を作ろうとする
合理的な考え方が有ったんだなって驚きました。
濃いメイクの時は、弱いメイク落としでは全然落ちませんから
そういう時は割り切って強いメイク落としを使うのも一つの方法
だと思います。普段の軽いメイク様には穏やかなミルククレンジングとか
にするとかクレンジングを変えるのは合理的ですよね。
ところで私は、クレンジング剤や石鹸は乾燥肌なので
すぐ肌荒れを起こすので極力使わないようにしています。
普段はオリーブオイルでメイクのオイル部分を浮かせて
濡らしたコットンでふき取っていました。
ふき取る時、乳液を使うとコットンと肌との摩擦が減って
使い勝手が良い事に気がつきました。
乳液は乳化の際に界面活性剤がオイル成分と水をくっつける
成分として使われています。
(基本的にはこのくっつく事で界面活性剤の役目は使い終わっていると
考えられます。)
http://www.sappho.co.jp/bihada/kougi/kougi_022.html
その特性を利用するとオイルで浮かせたメイクの油汚れを
乳液と合わす事で水との親和性を上げてくれるので
より肌からはがれやすくしてくれるのだと思います。
この後水で顔を洗うにしても
肌を荒らさないので使いやすいです。
冬場は肌が乾燥しますから
水分と油分を抱え込んでいる乳液は
肌の乾燥を押さえてくれるように思います。