昨日愛の劇場選という番組をNHKでやっていまして
つらつら見ていて面白かったので御紹介いたします。

昨日の話題はオペラ”トゥーランドット”
http://www.and.or.tv/operaoperetta/23.htm

スケートの荒川静香さんが金メダル取ったときの曲
"寝てはならぬ”
ですね。



なぜ寝てはいけないのかというと、

トゥーランドット姫に恋したカラフ王子が花婿になるための条件は、
王子であることと、
3つの謎を解くことなのでそれに挑戦するのですが
その謎が解けてもトゥーランドット姫は結婚すると承諾しないので

カラフ王子は、もし、彼の名を明朝までに解き明かせば、
姫に命を捧げようと申し出ます。
姫はあれこれ画策して、
カラフ王子を慕っていて唯一名前を知っている奴隷のリューを拷問にかけるが、
リューは愛する王子の為、自害して王子の身を守り抜きます。

その行為に愛の強さを知り頑なな心を溶かした王女は、
王子を受け入れます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この二人の女性トゥーランドット姫と奴隷のリューについて
あれこれゲストが言いたい事を言い合っていたのですが、

ゲストの室井祐月さんのコメントが面白かったですね。

ホステス時代ママに何度も聞かされた話として
しつけがよく出来て従順な拾い犬と
しつけが出来ないペットショップで買った高い犬がいて
どちらか手放さないといけなくなったとき
男はペットショップの犬を残すのですから、
その男の性をよく心得ておくように、
と言うような話だったと思います。

従順な妻は男の理想かもしれないけど
ある意味刺激が無いので飽きるし、文句を言わないので
ついつい見くびられて横柄な態度をとられてしまうことも
有りますよね。

じゃじゃ馬は、手が掛かるからそれだけで男は手がいっぱいで
外に余剰を残せませんから、
男性を引き止めておく高度なテクニックではありますね。

男性と向き合うとき、
それが肉親関係を理想とするなら、
程よい歩み寄りと許しあえるゆるい関係がベストですが、

もしずっと男女の関係で居たいのなら
あまりに都合が良い女になっては
実は男性の競争心やプライドを満足させる事が
出来ないかもしれません。
男性は宝の山の中で一番良い宝を手に入れたいと
願う生き物ですから、簡単に手に入ってはいけないのですかね。