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今日は七夕です。
と言っても、こちらは都会なので
光が夜空を被い空の全てが天の川のような按配です。。。。
以前住んでいたところは、
海のほうに向かって夜空を眺めると
町灯りがぼんやり狭い平野を燈し
また山の方に向かって眺めると
民家の途絶えた部分から漆黒の闇が
怖いように広がって
空には星が強く瞬きだしていました。
家はその境
外に出て橋の上から
町と山とを見比べていると
光の世界と闇の世界
あの世とこの予との境の混沌とした境界線の
夢とうつつとも解らない
不思議な空が見える場所でした。
聞こえるのは川の水の音
上流なので水は石にぶつかりぶつかり
飛び散りはじけ
去って行きます。
仕事で帰宅の遅い旦那の自転車を待っていたのは
そんな橋の上でした。
今は、この都会のマンションの中で
のんびりと旦那を待っています。
夕方外にでれば、おなじみの野良猫ちゃんもいるから
寂しくは無いです。
織姫と彦星は
もし雨が降らなければ
カササギの羽に乗って
大きな天の川を渡って
出会うことが出来るのですね。
マンネリにも陥らず
永遠にこうして相手を思うことが出来、
念に1度は抱きあうことも出来る
織姫と彦星は幸せですね。