たまたま見たTV番組に衝撃を受けたのですが、
私は沖縄戦がどういう戦争であったか、この年まで
知らずに居ました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%96%E7%B8%84%E6%88%A6
沖縄戦は民間人を巻き込んだ地上戦として
他の空中戦より、人間に与えたストレスの規模は
大きかったのではないかと察せられます。
沖縄での日本人の
死者・行方不明者 94,136人
民間人死者 94,000人
アメリカ軍
死者・行方不明者 12,520人
戦傷者 72,012人
日本人の死者も大変多いですが、アメリカ側も
ゲリラ戦でしたので
多大な犠牲を払っていたことが伺われます。
昨日見たTV映像はアメリカの国民に向けて
アメリカ人って良い人でしょ、紳士的でしょ。ってメッセージ
の為に作られたものだったのに、1点
アメリカ兵が、死んでしまった日本人に対して
遺体をもてあそぶような残虐行為が映っているものがあり
紹介されていました。
最初はなんてひどいことを・・・・って思いましたが
上のアメリカ側の死者を見れば、
アメリカ人も極限の精神状態で命を捨てる覚悟の人間と
戦っていたストレスがあったから、こういう残忍な
行動を取ってしまったんだろうなと思うのです。
極限状況では、付け焼刃的な理性など吹き飛んでしまうんですね。
http://www.nadatama.com/modules/wordpress6/index.php/archives/2008/07/10/post-119/
私は第二次対戦時の軍部、や知事等高級官僚に
不快感を持っていましたが、
ウィキペディアの記事で発見した島田叡沖縄県知事
のように国民の命を大切に思う行動でヒューマニズムを実行した
人物も居たことが解りました。
戦争は、本当にいやですね、
全ての戦死者にお祈りを捧げます。